今回紹介する会社は年間休日が非常に多いにもかかわらず、業績が良くて、社員の給料が勢いよく上昇している会社です。
製造業を希望する就活生は必見です。





ウシオ電機ってどんな会社?

ウシオ電機は、もともと電球のメーカーだったこともあり、光技術に長けている会社です。
映画のプロジェクタ用ランプは、世界トップシェアを獲得しています。
もちろん、映像装置は映画館だけでなく、テーマパークやオフィスなど幅広く展開されています。
その他にも、高精細プリント基板製造用投影露光装置、液晶パネル製造用ランプをはじめとした装置産業も強いです。
つまりは、光技術を強みとして、光技術が用いられる領域に幅広く事業展開している会社ということです。

2018年の業績

半導体・電子部品及びフラットパネルディスプレイ関連市場が好調に推移していることで、関連する光源事業及び光学装置の需要が拡大しているようですが、中国におけるシネマプロジェクターの固体光源化の拡大による競争激化により、関連する光源事業及び映像装置の需要は縮小傾向となり、一進一退の状況が続いています。
そのほかにも為替影響を大きく受けてしまいますので、経営側はとても難しいかじ取りが強いられているような気がします。
ただ、そのような難しい環境の中でも高い利益率を確保しておりますので、とりあえずは業績に関しては過大な心配は不要だと思います。

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収は年々上昇

継続的に高い利益率を叩き出している会社ですので、社員の給料アップにも積極的です。

下図はウシオ電機の平均年収の推移ですが、5年前と比べると、格段に平均年収が上昇しています。
5年前と比べると、約45万円ほど一人当たりの年収が増えている計算になります。
羨ましい限りです。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

ウシオ電機は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業中でも高いことが予想されます。

年収事例

給与水準について上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例についても確認しておきましょう。

  • 新卒9年目 750万円~800万円(システムエンジニア)
  • 新卒10年目 850万円~900万円(残業月50時間程度、設計)
  • 営業課長 700万円~800万円

具体的な年収事例を見ると、ウシオ電機の給与水準の高さがわかると思いますが。
エンジニアの方はそれなりに残業時間も多いようですが、それにしてもお給料はかなり高いと思います。
残業時間で左右されますが、30歳前後で700万円~900万円のお金が手にはいることが予想されます。
営業ですと少し下がるとは思いますが、それでも他の会社に比べて悪い水準ではないと思います。
ウシオ電機に就職できればお金に苦労することはないでしょう。

働きやすさについて

ウシオ電機の働き方を考える上で、技術職とそれ以外で区分する必要があります。
技術系以外の部門についてはかなり働きやすい環境が整備されているようですが、技術系の部門はそれなりに忙しいようです。

はじめに、技術系以外の働き方を考えていきましょう。
まずは、企業口コミサイトや様々な掲示板から集めた社員の口コミ紹介してきましょう。

【技術系以外の口コミ】

  • 部署によっていろいろではあるが、以前よりはかなり働きやすい環境が整備されている。計画有給取得も行われていますし、一斉の休暇日も増えている。
  • 営業部門はフレックス制が導入されている。10時~15時までがコアタイムで、その時間にいれば出勤時間や退勤時間を調整できる。
  • あらかじめ申請しておけば、有給は取得し易い。
  • 部署によっては、計画有給を実施することで有給消化にかなり積極的。定時退社日も設けられている。

口コミを見る限りでは、有給消化に積極的で、残業も推奨されていないことが予想されます。
確かに、就職四季報2018を見ても、有給消化年平均16.6日でした。

ウシオ電機の有給取得ですが、実は数字以上の凄さがあります。
ウシオ電機の採用情報に掲載されていた情報によると、2017年実績で年間休日数は125日です。

一方、一般的な会社ですと、年間休日数は120日が平均的です。
つまり、ただでさえ休日数が多い上に、有給消化日数も他の会社よりも多く取得できるということです。
単純計算ですが、ウシオ電機の社員は140日以上の休みを取得している計算になります。

これもホームページの情報ですが、ゴールデンウィークや夏季(8月)、年末年始は、毎年9日前後の連続休暇にしているようです。
正直、こんなに社員が働かない会社はなかなかありません。
それでも、業績は良いので全く問題はないのですが。

ただ、すべての部署で働きやすい環境が整備されているわけではなく、会社の心臓でもある技術系については、それなりに忙しいことを覚悟しなければなりません。
キャリコネやその他口コミサイトに掲載されていた口コミ情報をご覧ください。

【技術系の口コミ】

  • 技術系は、新製品の立ち上げや保守を行っている部門については休みづらい傾向があると思う。
  • 技術総合職の場合は、月残業時間が40時間程度がふつう。多い部署はもっと多い。
  • 客先納期に追われ、自由に休みを取得することが難しい。仕事量と人員がアンバランスになってしまい、慢性的な残業体質から抜け出すことができない。
  • 技術系にすべてのしわ寄せがきている気がする。

配属部署による部分もありますが、毎月の残業時間は50時間程度を覚悟しておいた方が良いでしょう。
過労死レベルではありませんが、そこそこ多い水準です。

しかし、給与事例でもお示ししましたが、残業代がしっかり支給されるようですので、給料は高くなります。
30前後で800万円が貰えるのであれば、多少忙しくても我慢できる人は少なくないでしょう。

ただ、忙しいとは言っても、本当のブラック企業ほどではないと思いますので、就職に当たってそこまで心配するほどではないと思います。
実際に、就職四季報2018によれば3年後離職率は0%ですので。

ウシオ電機では、一部部門は忙しいところがあるものの、会社全体としては働きやすい環境が整備されていると考えて良いと思います。
より正確な情報が欲しいであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してはいかがでしょうか。




さいごに

いかがだったでしょうか?
ウシオ電機は、年間休日数が125日の上に、有給消化日数平均は16日とたくさん休みをもらえる会社です。
単純計算で、ほとんどの従業員が年間140日以上休んでいる計算になります。
ワークライフバランス重視型の就活生には強くおすすめできる就職先です。