製薬会社と聞くと、給料は高いけれど忙しいイメージを持っていませんか?
しかし、製薬会社の中にもワークライフバランスがとれる会社も存在します。
今回は、プライベートを大切にしながら働ける製薬会社を分析してみましたのでご覧ください。





ツムラってどんな会社?

ツムラという会社をご存知でしょうか?
入浴剤のバスクリンを製造販売している会社といえば、少しはピンとくる人もいると思います。
主力事業は漢方薬で、医療用漢方薬は日本で80%以上のシェアを誇っています。

2018年の業績

業績はというと、順調に成長を続けています。
売上は5年連続で伸びていることから、会社の成長性という面では文句なしです。

しかし、問題は利益率です。
近年薬の価格が下がり続けていることが影響しています。

薬の価格というのは実は国が決めており、2年に一度、薬の価格の更新が行われています。
最近は厚生労働省の決定により薬価が引き下げられ続けているのです。

薬の価格が下がることは国民にとっては嬉しいことですが、製薬会社にとっては販売単価が下がることに繋がります。
つまり、利益率は悪くなってしまうことは、ツムラの事業運営が悪いわけでなく、必然なのです。

とはいっても、経常利益率は10%を余裕で超えている状況ですので、現段階では経営状況には何ら問題はないと思われます。

新卒採用募集要項

募集職種
・MR(医薬情報担当者)※
・育薬研究系(国際開発、臨床開発、基礎研究)
・生薬研究・調達・品質管理・生産技術系(品質管理、分析研究、製剤開発、生産技術)
・本社管理系(本社部門、信頼性保証部門)ほか
※MR職は社用車を運転して頂くため、普通自動車免許(AT限定可)が必要になります。
雇用形態
正社員(期間の定めなし)
試用期間
入社3ヶ月(試用期間中も待遇に変動はありません)
給与
月給
参考 大卒初任給 234,100円(月額/手当含む)
参考 大学院卒初任給 243,500円(月額/手当含む)
諸手当
住宅手当、家族手当、寒冷地手当、通勤手当、時間外勤務手当※ほか
※残業時間に応じて支払います
昇給・賞与
昇給/年1回
賞与/年2回(7月・12月)
勤務地
各職種の募集内容参照
勤務時間
本社・支店・営業所・研究所 9:00~17:45
工場 8:30~17:15
休日休暇
休日/土曜、日曜、祝日、夏季4日間、年末年始12月30日~1月4日、 創立記念日(4月10日)ほか 休暇/年次有給休暇12~20日間、メモリアル休暇ほか
福利厚生
・制度= 各種社会保険、借上社宅、従業員持株会、骨髄ドナー休暇、介護育児休業ほか
・施設= 保養所(伊豆・軽井沢)ほか
教育制度
・職場内教育(OJT)
・職場外教育(Off-JT)階層別教育(新入社員総合研修など)キャリア教育専門教育
・自己啓発支援書籍、DVD、ビデオ貸し出し、e-ラーニングなど
採用学部学科
2019年3月に卒業予定の方 大卒以上 全学部全学科

出典:ツムラホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

製薬会社って皆さんどんなイメージをお持ちですか?
高給取りというイメージを持つ人も多いと思いますが、その通りです。
そのため、医薬品業界は非常に給与水準が高いです。

代表格は、アステラス製薬、第一三共、エーザイで、この3社に関してはなんと平均年収が1,000万円を超えています。
製薬会社の中で、ツムラという会社を見てしまうと、給与水準はやや低いですが、それでもほかの業界の会社と比べればはるかに高いです。

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。
ツムラは、上側に位置していることから、上場企業の中では給与水準は高いと言えるのです。

年収事例

実際に年収事例を紹介した方が給与水準をイメージしやすいと思うので紹介します。

  • 新卒入社6年目28歳 500万円(若い時の給料は低い。課長以上になれば業界平均にも近づく)
  • 30歳 600万円(その他住宅手当あり)
  • 40歳 800万円

30歳で600万円というのが、ベンチマークになりそうですね。
役職がつけば1000万円を超える可能性を感じます。
ただ、他の製薬会社の中には平均年収1000万円を超える企業もあるので、ツムラの給料が見劣りしてしまいますが、あくまで製薬会社の中では低いのであって、全国的にみればトップクラスの水準であることは間違いありません。

働きやすさについて

皆さんは製薬会社と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
給料はいいけど激務だというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ツムラは違います。
製薬会社の中では珍しく、プライベートとのバランスを取りやすい会社です。

まずは、2018年就職四季報を紹介すると、有給消化年平均が11.2日、平均月残業はたったの14.1時間です。
残業時間少なすぎますよね。
1か月の営業日数を20日程度と仮定すると、1日あたりの残業時間は1時間以下という計算になります。

また、働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 比較的休みはとりやすかった。年に一度は長期休みを取って旅行に行ける。
  • 有給取得や残業ふくめ、かなり働きやすい会社。
  • 休日に働くことは禁止されており、その中でいいものを作っていこうという雰囲気がある。
  • ワークライフバランスは大切にできる。

中には配属部署・上司によって不満を抱えている口コミもありましたが、全体的に働きやすいという口コミがとても多いです。
製薬会社すべてが、激務な会社というわけではないということです。

平均勤続年数の推移

そして、ツムラの働きやすさを裏付ける指標として、平均勤続年数を見てみると、なんと、ツムラの平均勤続年数は約20年です。
給与水準は高くて働きやすい職場であれば、必然的に平均勤続年数は高い水準となりますが、平均勤続年数がここまで高い上場企業は、そう多くありません。
内定を勝ち取ることができれば、勝ち組決定の会社です。




さいごに

いかがだったでしょうか?
製薬会社の中では給与水準はやや低めながらも、日本の全企業という視点で見ると給料は低くなく、また、働きやすさという面で見れば製薬会社ナンバーワンかもしれません。
給料が良くて激務な製薬会社は多いですが、給料がよくてワークライフバランスも取れる会社は珍しいです。
製薬会社への就職を検討している人は、ツムラへの応募を考えてみてはいかがでしょうか。
直近の情報が必要なのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用を検討してみてもよいかもしれません。