今回は誰もが知っている会社を紹介します。
社員数は7000人を超える大企業で、この会社を知らない人はほとんどいないでしょう。
早速ですが、企業研究結果を見ていきましょう。





TOTOってどんな会社?

TOTOは世界に誇るトイレメーカーです。
節水や汚れ防止など高い技術を誇っています。
海外展開も進んでいて、北米地域においては高いシェアを誇っています。
アジア圏においても、着々とシェアが広がっている状況です。
トイレ以外の事業としては、水まわりを中心とした様々な住宅設備機器を開発・製造・販売していて、新領域事業として環境建材、セラミック、光触媒などを手掛けています。
国内の競合としてLIXILが挙げられますが、TOTOのシェアは盤石です。

2018年の業績

業績についても非常に好調です。
売上、利益ともに年々上昇しています。
2018年も増収増益を達成しており、特に海外セグメントが好調です。
中国、アジア・オセアニア、米州で前年比で売上を大きく伸ばしています。
国内市場は成熟しているのかもしれませんが、海外ではかなりニーズが大きい業界のような気がしますので、今後も期待していい会社でしょう。

新卒採用の募集要項

給与
2018年4月初任給実績(東京勤務の場合)
高専本科卒:月給18万9500円
学部・高専専科卒:月給21万8000円
修士了:月給24万4000円
諸手当
時間外手当(残業)、深夜・休日手当、通勤手当、住宅制度、カフェテリアプラン、職場レクリエーション補助など
昇給
年1回(6月)
賞与
年2回(6月、12月)
勤務地
全国各地(本社、工場、各支社・営業所)
勤務時間
本社・工場 8:30~17:10
支社・営業所 8:50~17:25
※職場によりフレックスタイム制有り
コアタイム10:00~15:00 標準労働時間(7時間50分)
休日休暇
完全週休2日制(土・日・祝)、年間休日123日、有給休暇(17~20日)、 自己啓発休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇、介護休暇、育児休業など
保険
雇用・労災・健康・厚生年金保険完備
厚生施設
独身寮、社宅、保養所、スポーツ施設、体育館、テニスコートなど

出典:TOTOホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

TOTOは平均線のやや上側に位置していることから、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。

年収事例

上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例を確認してみましょう。

  • 新卒5年目 600万円(営業)
  • 新卒8年目 600万円(技術系)
  • 新卒9年目 600万円(営業)
  • 新卒11年目 800万円(開発)
  • 新卒12年目 780万円(開発)
  • 36歳 800万円~850万円(研究開発)

年収事例を見ると、実際の年収はかなり高いことがわかると思います。
残業代を含んだ計算ではありますが、30歳前後で年収は600万円に到達することが予想されます。
おそらく、35歳前後で年収は800万円、40歳前後で役職がつけば1000万円プレイヤーも夢ではないでしょう。

実は、TOTOは福利厚生がかなり手厚いのです。
特に家賃手当ては魅力的で、家賃の8割が支給されます。
東京をはじめとした都会に住んでいる従業員にとっては魅力的ですよね。
つまり、TOTOは給料に関しては、とても良い会社だと考えて良いでしょう。

上場企業のなかでそこまで給与水準が高く見えない理由として考えられることとしては、最近急激に社員数が増加していることや、ショールームの人員などが多いということが挙げられます。
ちなみに、社員数について、2016年3月の7,283人から2017年3月の7,539人まで増加しています。
新卒も積極的に採用しているようですので、平均した年収は押し下げられてしまいます。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

【良い意見】

  • 残業は基本45時間を超えないように調整するため、非常に働きやすかった。
  • 部署にもよるが、基本的には残業は多くありません。サービス残業も基本的には存在しませんので、ストレスはないです。
  • 有給は非常に取りやすい環境が整備されていると思います。
  • 有給は取得し易く、融通も利きやすいので、ワークライフバランスはとりやすい。

【悪い意見】

  • 営業は土日出勤が多い部署に配属されると、月に2,3回の土日出勤はある。個人携帯にお客さんから電話がかかってくることもあります。
  • 働き方は部署によって大きく異なる。大手法人に対する営業部門はほとんどカレンダー通りに休むことができますが、中小の工事店に対する営業部門は、土日にショールームに顔を出すなどの仕事がどうしても発生してしまうため、休みを確保しにくい傾向はあります。

TOTOほどの大企業ですと、部門によって働きやすさ異なります。
働きやすい部門があれば、そうでない部門も当然にして存在します。
部門の風土、上司によって、雰囲気がかなり左右されてしまうからです。

したがって、口コミにも肯定的な意見、否定的な意見が混在していたというのが率直な印象です。
ただ、傾向としては、営業部門のワークライフバランスについては、やや否定的な意見が多かったような気がします。

会社全体として考えれば、会社全体として働き方改革に乗り出しているようですし、決して悪い会社ではないと考えて良いでしょう。
TOTOは、事務所の入退室記録とパソコンのログイン・ログオフ時間の記録と実際の申請時間の差異について、細かくチェックしているようですので、働き方改革はかなり徹底して取り組んでいると思います。

中には、事務所の入退室の記録は取っても、パソコンのログイン・ログオフをチェックしない会社も存在します。
これでは、実際の労働時間は把握できません。
自宅でサービス残業をしろと言っているようなものです。
より正確な情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいと思います。
あとこれは個人的な意見ですが、ここまで厳密に管理できているのであれば、特定の労働環境が良くない部門についても、今後の改善は期待できると思います。




さいごに

いかがだったでしょうか?
TOTOは社員数が7000人を超える会社です。
会社のなかには数多くの部門がありますし、上司の性格もまちまちですので、配属部門によって働きやすさが異なります。

しかし、会社としては働き方改革に真摯に向き合い、対応しているため、他の会社に比べれば、働きやすい環境の部署に配属される確率はとても高いと思われます。
給与面においても福利厚生が手厚いので、お金に困ることもないと思いますし、業績も高いレベルで安定しているので、就職先としては弱点が非常に少なく、勝ち組就職先に分類されると思います。