今回は誰もが知っている会社を紹介します。
社員数は7000人を超える大企業です。
早速ですが、企業研究結果を見ていきましょう。





TOTOってどんな会社?

知らない人はいないと思いますが、TOTOは世界に誇るトイレメーカーです。
節水や汚れ防止など高い技術を誇っています。

海外展開も進んでいて、北米地域においては高いシェアを誇っています。
アジア圏においても、シェアが広がっている状況です。

トイレ以外の事業としては、水まわりを中心とした様々な住宅設備機器を開発・製造・販売していて、新領域事業として環境建材、セラミック、光触媒などを行っています。

業績についても非常に好調です。
売上、利益ともに年々上昇しています。
経常利益率をみても、10%に迫る利益率をたたき出していることから、安定した事業運営がなされていることが予想されます。

特にトイレについては、LIXILが競合としておりますが、TOTOのシェアはかなり強固なものですので、会社の安定性という面では優れた会社だと思われます。

給与水準は高くないように見えるが、可処分所得は高い

まずは、平均年齢と平均年収の散布図を見てみましょう。
以下は、上場企業727社の散布図になりますが、TOTOはピンクのライン(平均線)の下側にあることが分かります。

これだけ見てしまうと、TOTOの給与水準は低く見えますよね。
では、実際の年収事例を見てみましょう。

年収事例

口コミサイトから年収事例を集めましたので見てみましょう。

  • 新卒5年目 600万円(営業)
  • 新卒8年目 600万円(技術系)
  • 新卒9年目 600万円(営業)
  • 新卒11年目 800万円(開発)
  • 新卒12年目 780万円(開発)
  • 36歳 800万円~850万円(研究開発)

年収事例を見ると、結構高くないですか?
残業代をある程度含んでいるようですが、30歳前後で年収は600万円に到達します。

年収事例を見る限りでは35歳前後で年収は800万円になります。
また、その他口コミにあった情報ですが、40過ぎで課長になれれば、年収1000万円に到達するようです。

実は、TOTOは福利厚生がかなり手厚いのです。
特に家賃手当ては魅力的で、家賃の8割が支給されます。
東京をはじめとした都会に住んでいる従業員にとっては魅力的ですよね。

つまり、TOTOは給料に関しては、決して悪い会社ではないと思われます。

他の会社と比べて給与水準が低い理由として考えられることとしては、最近急激に社員数が増加していることや、ショールームの人員などが多いということ、考えにくいですが、家賃手当を年収として集計していないことなどが考えられます。

ちなみに、社員数については、2016年3月の7,283人から2017年3月の7,539人まで増加しています。
新卒も積極的に採用しているようですので、平均した年収は少なく見えてしまうのかもしれません。

働きやすさは運次第

次に、TOTOの働きやすさについて考えていきましょう。
大企業によくある話にはなってしまうのですが、働きやすさは配属部署にどうしても依存してしまうようです。

まずは、企業口コミサイトや様々な掲示板から集めた社員の口コミ紹介してきましょう。
と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

【良い意見】

  • 残業は基本45時間を超えないように調整するため、非常に働きやすかった。
  • 部署にもよるが、異常な残業は多くない。サービス残業も基本的には存在しない。
  • 有給は非常に取りやすい環境が整備されている。
  • 有給は取得し易く、融通も利きやすいので、ワークライフバランスはとりやすい。

【悪い意見】

  • 営業は土日出勤が多い部署に配属されると、月に2,3回の土日出勤はある。個人形態に客先から電話がかかってくることも。
  • 働き方は部署によって大きく異なる。大手法人に対する営業部門はほとんどカレンダー通りに休むことができるが、中小の工事店に対する営業部門は、土日にショールームに顔を出す必要が生じることから、休みを確保しにくい。

よい意見もあれば、悪い意見もあります。
しかし、口コミの傾向としては、営業部門の一部の部署がワークライフバランスを取りづらいように見えました。

ただ、会社全体としては、決して悪い会社ではないと思われます。
これも、口コミの情報ですが、会社全体として働き方改革に乗り出しているようです。

TOTOは、事務所の入退室記録とパソコンのログイン・ログオフ時間の記録と実際の申請時間の差異について、細かくチェックしているようです。

会社の中には、事務所の入退室の記録は取っても、パソコンのログイン・ログオフをチェックしない会社も存在します。
これでは、実際の労働時間は把握できません。
サービス残業をしろと言っているようなものです。

しかし、TOTOについては、パソコンのログイン・ログオフの記録もチェックしているようですので、かなり厳密に労働時間管理を行っていると予想されます。

より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいと思いますが、個人的な意見だと、ここまで厳密に管理できているのであれば、特定の労働環境が良くない部署についても、今後の改善は期待できると思います。




さいごに

いかがだったでしょうか?
TOTOは社員数が7000人を超える会社です。
そのため、部署によってカラーが大きく異なるのは仕方ないことで、すべての部署で働きやすい環境が整備されているわけではありません。

しかし、会社としては働き方改革に真摯に向き合い、対応しているため、他の会社に比べれば、働きやすい環境の部署に配属される確率はとても高いと思われます。
給与面においても福利厚生が手厚いので、お金に困ることもないと思いますし、業績も高いレベルで安定しているので、就職先としては弱点が非常に少なく、勝ち組就職先に分類されると思います。