今回は給料が高くて、残業が少なくて、有給も取りやすくて、社風も穏やかな会社を紹介します。
収益性も非常に高く、安定性は抜群です。





鳥居薬品ってどんな会社?

JT(日本たばこ産業)は皆さんご存知ですよね?
鳥居薬品はJTの子会社です。

実はJTは新薬開発を行っていて、JTが開発した医薬品の製造と販売に鳥居薬品が携わっています。
鳥居薬品は、工場を持ちながら販売も行う営業集団です。

2017年12月期の業績

売上は順調に伸ばしています。
2014年12月期の売上高が大きく落ち込んでいるように見えますが、決算期変更が影響しているだけです。
鳥居薬品は決算期を3月期決算から12月期決算に変更しました。
つまり、2014年12月期は9か月分で決算を締めているため、売上高は9か月分しか計上されていません。

利益率は高い水準を維持しており、直近の経常利益率は10%を超えています。
もちろん、もっと高収益体質の企業は他にありますが、決して悪くない水準です。

新卒採用の募集要項

待遇
大学卒 初任給 月給 231,000円修士修了および獣医学部・薬学部の6年制大学卒以上 初任給 月給 247,500円賞与 年2回昇給 年1回
諸手当
営業手当(MR職のみ)、通勤手当(MR職以外)、時間外勤務手当 等
休日休暇
完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12月30日~1月4日)、労働祭当日(5月1日)、夏季休日1日、夏季特別休日1日、フレックス休日2日、年次有給休暇、特別休暇(慶弔、産前産後、転勤 等)
社会保険
健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険
福利厚生
社宅制度、持株会制度、財形貯蓄制度、退職金制度、慶弔見舞金、総合福祉団体定期保険 等
休職制度
育児休職制度、介護休職制度 等
研修体系
各職種別研修、階層別研修、通信教育 等

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

業績が安定していて、多額の利益を獲得できていれば、必然的に社員の給料も上昇します。
鳥居薬品においては、5年間一貫して平均年収が上昇しています。
業績がよければ給料が上がることは当然なのかもしれませんが、現実に業績を社員の給料に反映させることができていることは素晴らしい会社だと思います。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

鳥居薬品の水準はと言うと、平均線の上側に位置していることが分かります。
つまり、給与水準は上場企業の中でもかなり高いことが予想されます。

口コミサイトの年収事例を確認してみたのですが、新卒から500万円の年収がもらえるようです。
全国の平均年収が420万円程度ですので、新卒から500万円をもらえるのはかなりの高水準ですよね。
役職がつけば、当然ながらもっと上がります。

そして、給料のほかに、鳥居薬品の福利厚生はかなり手厚いです。
独身社宅はたったの月4,500円で借りることができるという口コミ情報が確認できました。
たとえ、独身寮に入らずに自分で賃貸しても、家賃の7割は会社が負担してくれるみたいです。

これほどの補助があれば、実質的な年収は新卒ながらも650万円くらいにはなるのではないでしょうか。
お金に苦労することは無さそうな就職先です。

働きやすさについて

鳥居薬品は給与水準がよい上に、労働環境も悪くありません。
口コミサイトの情報によると、有給が取得しやすいという声が非常に多いです。
また、ゆるく働ける、19時には家にいる、大手製薬会社に比べると楽などの声も非常に多かったです。

平日の夜は遅くまで働くという声や、土日もお客さんの対応が求められると不満の声もあるのも事実ですが、他の製薬会社よりはバランスがとりやすいのでしょう。
19時に家に帰れるという製薬会社は、なかなかないと思います。

平均勤続年数の推移

給料は良くて、働きやすい環境も整備されているのですが、平均勤続年数はそこまで長くありません。
短くもありませんが、普通です。
それに多少ではありますが、やや下落傾向にあります。

平均勤続年数が長くない理由ですが、転勤が多いことが一つ考えられます。
全国展開している会社ですのである意味仕方ないですし、他の大企業においてもよくある話だと思います。

しかし、独身なら転勤も耐えられるかもしれませんが、結婚をして家族を持ってしまうと、奥さんや子どもの意向もありますので、どうしてもバランスは取りづらくなります。
新卒時には守るものも少なく、転勤に抵抗がない方も、5年、10年と経ち、結婚して子供ができてくると転勤に強い抵抗を感じてしまうのだと思います。
その結果、給料は良くて、働きやすい環境が整備されている会社であっても、退職を決意する人は一定数いるのでしょう。

ただ、再確認しておきますが、鳥居薬品は会社としては悪い会社ではありません。
最近は在宅ワークやテレワークが普及して自由な働き方が増えてきていますが、それでも完全に働く場所が自由になっている会社はほとんどありませんから
転勤は事業運営のためにはある意味仕方ないことですから。
しかし、結婚後も長く一つの会社で働きたいという方は、将来をイメージして就職するようにしましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
転勤が許容できるのであれば、完璧に近い会社だと思います。
ただ、新卒時には守るものがなくても、時間がたてば状況は大きく変わります。
結婚しないと決めている人ならよいですが、結婚して子供がほしいとお考えの方は、慎重に就職先を検討しましょう。
より正確な情報が必要なのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用を検討してみてもよいかもしれません。