建設業の会社と聞くと働き方に問題がありそうなイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
しかし、今回紹介は平均勤続年数が20年を超える比較的働きやすい建設業をピックアップしてみました。
それでは、具体的な分析結果を見ていきましょう。





東急建設ってどんな会社?

東急建設はゼネコン準大手に該当する会社です。
東急電鉄、東急不動産などグループ一体となって都市開発を行っていることが特徴ですが、事業は東急線沿線に限定されるわけではありません。

新幹線建設、東京湾アクアライン建設、東京国際空港などの有名施設をはじめ、海外においても、タイの地下鉄やマレーシア・フィリピンの空港など、東南アジアのインフラ整備を手掛けています。

2018年の業績推移

建設業界においては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに関連する旺盛な建設需要をはじめ、公共投資及び民間建設投資が堅調に推移しています。
そして、建設コストも安定した状況が続いているため、市場環境は好調に推移しており、そのことが東急建設にとっても追い風となっております。

国内官公庁工事及び海外工事はやや下向きの状況なのですが、国内民間工事の増加により東急建設の売上高を大きく伸ばしている状況です。
経常利益率は継続して高い水準を維持していますので、業績面については今のところは全く心配することはないでしょう。

新卒採用の募集要項

初任給
(2018年度実績)
【大学院修了】 250,000円
【4年制大学卒】 230,000円 
【短大・高専・専門学校卒】 212,000円
昇給・賞与
【昇給】 年1回(7月) 【賞与】 年2回(7月・12月)
勤務予定地
本社、支店、全国および海外の作業所
勤務時間
【内勤】 9:00~18:00  
【外勤】 8:00~17:00
休日
土曜日、日曜日、祝日、年末年始、夏期、会社記念日、東急グループの日 他
福利厚生
各種社会保険、財形貯蓄、共済融資、持株制度 他
諸施設
独身寮、保養施設、東急グループ施設と利用契約あり
人財育成制度
入社後半年間のOJT研修期間、必修型研修、自主参加型研修、選抜型研修、e-Voice制度、社内公募制度、キャリアプラン制度、ジョブローテーション制度 など

出典:東急建設ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

業績は好調で、確実に利益を積み上げることができているため、社員の平均年収は増加基調に推移しています。
5年間継続して社員の平均年収は上昇している状況です。

ただ不安材料もないわけではなく、東京オリンピックや渋谷の再開発が終わったタイミングで業績が落ち込むことも予想されます。
過度に心配する必要はないと思いますが、この勢いがいつまで続くかは少し疑問です。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

東急建設は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業のなかでも高いことが予想されます。
平均年収は900万円を超えているので、給料に関しては現時点では文句なしだと思います。

年収事例(一般事務を除く)

相対的に給与水準が高いといっても、具体的なイメージがわかないと思いますので、掲示板や口コミサイトに掲載されていた年収事例を紹介します。

【従業員の口コミ情報】

  • 新卒2年目 500万円(残業多め)
  • 新卒8年目 550万円~600万円
  • 新卒10年目 700万円

口コミを見た印象だと、30歳で600万円~700万円程度の給与水準だと思われます。
役職がつけば1000万円は確実に貰える会社です。
サラリーマンで年収1000万円を超えることは難しいですが、東急建設に就職できれば比較的容易に実現可能かもしれません。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

【従業員の労働環境に対する口コミ】

  • 風通しがよい社風である
  • 安定した受注先があるのでガツガツした人は少なく、ハングリー精神にはやや欠ける
  • 近年働き方改革に力を入れている
  • 現場は工期によって忙しさも変わり、有給取得も難しかったり、休日出勤もあるのは、他のゼネコンと同じ。ただ、他のゼネコンよりは紳士的

建設業界の特性上、現場は過酷な労働環境ではあることは確かです。
しかし、東急建設については、口コミ情報を見る限りでは、ほかのゼネコンに比べるとネガティブな意見は少ないように感じました。
建設業の中では働きやすい会社であるように思います。

また、東急グループという強みがあるため、他のゼネコンよりも案件獲得に大きな強みを有していることから、ガツガツしてない社風が形成されているかもしれませんね。
ワークライフバランスを大切にしたいけど、建設業界で働きたいという人には非常にお勧めの就職・転職先です。

平均勤続年数の推移

東急建設の平均勤続年数は、業界トップクラスです。
建設業でこれほど長い平均勤続年数を誇っている会社はほとんど存在しません。

給与水準の高さと比較的働きやすい環境が離職率を押し下げているのかもしれません。
給与水準は他のゼネコンと比べても平均的ですので、平均勤続年数が長い理由は労働環境や社風の良さが影響していると予想されます。




さいごに

いかがだったでしょうか?
東急建設は建設業界の中では、仕事とプライベートのバランスをとりやすい会社です。
多少忙しいのは大丈夫だけど、プライベートの時間はある程度確保したいという建設業志望の方は、東急建設への就職・転職を考えてみてはいかがでしょうか?

より正確な情報が欲しいのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用も検討しましょう。