今回紹介する会社は一昔前までは長時間労働が強いられてしまう環境が多く見られたようですが、今では会社全体として働き方改革に乗り出している会社です。
働き方改革に真剣に取り組んでいるようですので、





住友電気工業ってどんな会社?

住友電気工業は名前の通り住友系の企業で、住友グループの中核企業に位置付けられています。
1897年に電線製造を事業としてスタートして、今では電線最大手の企業です。
最近では、電線製造の技術をベースに事業の多角化も進んでいます。

例えば、自動車用ワイヤーハーネスは世界大手一つです。
ワイヤーハーネスと言われても、知らない人も多いと思いますので、住友電気工業のホームページの説明を載せておきます。

ワイヤーハーネス(組電線)の役割は、自動車やコピー機などの機器に搭載された電子部品や電装品を電気的に接続し、相互の情報と電力の伝送を中継することです。ワイヤーハーネスを構成する電線の1本1本は、電源をとるためのもの、センサーの信号を送るもの、操作情報を伝達するものなど、それぞれが違う役割を担っています。これを人間に例えると神経や血管に相当し、自動車や機器の動作の根幹を担う重要なパーツであると言えます。
出典:住友電気工業ホームページ

その他にも扱っている製品は数多く、世界トップシェアの製品も多いです。
技術力や開発力には定評がある会社です。

2018年の業績

2018年3月期はとても好調な期でした。
海外を中心にカーメーカーの自動車生産が増加したことから、ワイヤーハーネスや粉末合金、焼結部品の需要が堅調に推移したほか、光ファイバ・ケーブル等の情報通信関連需要も増加したことで売上高を前年から大きく伸ばすことができました。
携帯機器用FPCでのコスト低減の推進などにも励んでいるようで、利益率を維持できています。
就職に当たって会社の業績を心配する必要はないと思われます。

新卒採用の募集要項

給与
高専卒 2018年4月~:月給19万3000円(2018年10月~:21万9500円)
学部卒 2018年4月~:月給21万4000円(2018年10月~:22万3500円)
修士了 2018年4月~:月給23万5000円(2018年10月~:24万4500円)
博士了 2018年4月~:月給26万6000円(2018年10月~:28万4000円)
諸手当
家族手当、家賃補助手当、通勤交通費など
昇給
年1回
賞与
年2回(6月・12月)
勤務地
本社または各支店、各製作所、国内外のグループ会社
勤務時間
8:30~17:15(フレックスタイム制あり 標準労働時間:7時間45分)※コアタイムは部門により異なる
休日休暇
年間休日121日(2017年度。完全週休2日制、年末年始、夏季、GWなど)、年次有給休暇20日、 積立休暇(最高50日まで有給休暇を積立可能)、リフレッシュ休暇、5日間連続休暇 など

出典:住友電気工業ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

業績が好調ですので、平均年収は面白いように上がっていきます。
5年間、一貫して平均年収は上昇し続けています。
業績が良くても社員の給料を上げてくれない会社も多い中で、社員に給料を還元してくれる会社はそう多くはありません。
住友電気工業は業績をしっかり社員に還元してくれる会社ということです。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

住友電気工業は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。
平均年収は800万円をこえているので当然です。

年収事例

給与水準について上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例を確認しておきましょう。

  • 新卒3年目 500万円(残業月40時間前後)
  • 新卒6年目 600万円
  • 39歳主査 900万円
  • 40歳主査 900万円

30歳前後で600万円~700万円、役職がつけば900万円前後というのがベンチマークになりそうです。
もちろん、上を見たらきりがないですが、かなり高い水準であることは間違いないでしょう。
順調に昇格、昇進ができれば、お金に余裕のある暮らしができると思いますので、お金を求める就活生にはおすすめできる就職先です。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • ワークラフバランスについては、所属する部署と上司によるところが大きい。ただ、最近は有給取得の奨励や、残業時間の抑制に会社として積極的である。
  • 事業部や部署によるが、自分がいた部署については有給は比較的取りやすい環境にある。工場勤務であれば、お盆や正月は長期休暇が取得できる。
  • 働きやすさについては所属部署の事業環境や上司の裁量によるところが大きい。自分の部署では残業が多く、有給取得積極的ではなかった。しかし、最近は会社全体の取り組みとして有給取得を推進している。
  • 事業部によって労働環境については大きな差が出る。自動車関係と客先との距離が近い部署はバランスがとることが難しい気がする。但し、全社的に有給消化を促す動きはある。
  • 近年の世間の流れと同じように働き方改革が始まっている。仕事に差し支えがなければ、ある程度有給を取得できる。しかし部署によって忙しさに大きなさがあるのも事実。自分の例で言うと月40時間程度の残業はある。

住友電気工業の働き方についての口コミを見ていると、2つの特徴があるように感じました。
1つは部署によって忙しさが異なること、2つ目は会社全体として働き方改革に乗り出していることです。

口コミ情報から推測すると、おそらく、一昔前までは長時間労働が常態化している会社だったと思われます。
しかし、最近の社会の流れを受けて、会社全体として働き方改革に乗り出し始めているようです。

働き方改革を謳っている会社の多くは、実質が伴わない形式的な改革が多いのですが、住友電気工業はかなり徹底しているようです。
多くの口コミに、会社全体として有給消化、残業抑制に取り組んでいるというコメントが含まれていました。

とはいっても、働き方改革を始めたからと言って、業務量が減るわけではありません。
改革は進んでいるとは思いますが、一部の部署においては未だに長時間労働が強いられてしまう部署もあるかもしれませんが、会社全体として働き方改革に取り組んでいることは事実ですので、決して悪い会社ではないでしょう。
今後、働きやすくなっていくことも期待できると思います。
より正確な情報が欲しいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいでしょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
住友グループの中核企業で、業績は安定していて給料も高いです。
働きやすさについては、もしかしたら忙しい部署もあるかもしれませんが、業績をしっかり社員に還元していること、働き方改革に乗り出していることから、住友電気工業は社員想いの会社だと思われますので、興味がある方は就職先として考えてみてはいかがでしょうか。