働きやすさは会社によっても違いますが、部署によっても違いがあります。
忙しい部署、暇な部署、帰りやすい部署、帰りにくい部署、有給が取りやすい・取りにくい部署など様々です。

今回紹介する住友電気工業は、部署によって働きやすさが大きく異なる会社です。
長時間労働が常態化している部署もあるようです。
しかし、会社全体として働き方改革に真剣に取り組んでいることも事実ですので、決して悪い会社ではないも思われます。





住友電気工業ってどんな会社?

住友電気工業は名前の通り住友系の企業で、住友グループの中核企業に位置付けられています。
1897年に電線製造を事業としてスタートして、今では電線最大手の企業です。
最近では、電線製造の技術をベースに事業の多角化も進んでいます。

例えば、自動車用ワイヤーハーネスは世界大手一つです。
ワイヤーハーネスと言われても、知らない人も多いと思いますので、住友電気工業のホームページの説明を載せておきます。

ワイヤーハーネス(組電線)の役割は、自動車やコピー機などの機器に搭載された電子部品や電装品を電気的に接続し、相互の情報と電力の伝送を中継することです。ワイヤーハーネスを構成する電線の1本1本は、電源をとるためのもの、センサーの信号を送るもの、操作情報を伝達するものなど、それぞれが違う役割を担っています。これを人間に例えると神経や血管に相当し、自動車や機器の動作の根幹を担う重要なパーツであると言えます。
出典:住友電気工業ホームページ

その他にも扱っている製品は数多く、世界トップシェアの製品も多いです。
技術力や開発力には定評がある会社です。

事業運営についても、売上と利益率の推移を見る限りでは順調と考えてよいでしょう。
直近の売上は下げていますが、利益率は安定して高い水準を維持していますので。

業績安定を受けて平均年収は増加!給与水準も高い

業績が好調ですので、社員の給料は面白いように上がっていきます。
なんとここ5年間、一貫して平均年収は上昇し続けているのです。

羨ましいですよね。
業績が良くても社員の給料を上げてくれない会社も多い中で、社員に給料を還元してくれる会社はそう多くはありません。

他社と比較しても、給与水準はとても高いです。
下図をご覧ください。

上場企業727社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものですが、住友電気工業についてはピンクのライン(平均線)を大きく上回っていることがわかりますよね。
つまり、給与水準については他社と比較しても高いことが言えるのです。

年収事例

平均年収が増加している、給与水準が高いと言っても、実際にどうなの?と思う方もいるでしょう。
実際の事例を見た方がイメージしやすいですよね。
口コミサイトから年収事例を拾ってきたのでご覧ください。

  • 新卒3年目 500万円(残業月40時間前後)
  • 新卒6年目 600万円
  • 新卒9年目 900万円(主査)
  • 39歳主査 900万円
  • 40歳主査 900万円

すごく高い訳ではないと思いますが、悪くない水準です。
順調に昇格、昇進ができれば、お金に余裕のある暮らしができることは間違いありません。

働きやすさは運次第だが、悪い会社ではない

これまで業績、給料についてはほとんど悪いところはありませんでした。
最後に働きやすさについて考えていくのですが、働きやすさは運の要素が高い会社であると考えています。
まずは、従業員の労働環境に対する口コミを見てみましょう。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • ワークラフバランスについては、所属する部署と上司によるところが大きい。ただ、最近は有給取得の奨励や、残業時間の抑制に会社として積極的である。
  • 事業部や部署によるが、自分がいた部署については有給は比較的取りやすい環境にある。工場勤務であれば、お盆や正月は長期休暇が取得できる。
  • 働きやすさについては所属部署の事業環境や上司の裁量によるところが大きい。自分の部署では残業が多く、有給取得積極的ではなかった。しかし、最近は会社全体の取り組みとして有給取得を推進している。
  • 事業部によって労働環境については大きな差が出る。自動車関係と客先との距離が近い部署はバランスがとることが難しい気がする。但し、全社的に有給消化を促す動きはある。
  • 近年の世間の流れと同じように働き方改革が始まっている。仕事に差し支えがなければ、ある程度有給を取得できる。しかし部署によって忙しさに大きなさがあるのも事実。自分の例で言うと月40時間程度の残業はある。

住友電気工業の働き方についての口コミを見ていると、2つの特徴があるように感じました。
1つは部署によって忙しさが異なること、2つ目は会社全体として働き方改革に乗り出していることです。

おそらく、一昔前までは長時間労働が常態化している会社だったと思われます。
しかし、最近の社会の流れを受けて、会社全体として働き方改革に乗り出し始めているようです。

働き方改革を謳っている会社の多くは、実質が伴わない形式的な改革が多いのですが、住友電気工業はかなり徹底しているようです。
ほとんどの口コミに、会社全体として有給消化、残業抑制に取り組んでいるというコメントが含まれていました。

とはいっても、働き方改革を始めたからと言って、業務量が減るわけではありません。
改革は進んでいるとは思いますが、一部の部署においては未だに長時間労働が常態化しているところもあると思います。

しかし、会社全体として働き方改革に取り組んでいることは事実ですので、決して悪い会社ではないでしょう。
今後、働きやすくなっていくことも期待できると思います。
より正確な情報が欲しいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいでしょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
住友グループの中核企業で、業績は安定していて給料も高いです。
働きやすさについては、運次第になってしまうかもしれませんが、悪質な会社ではありません。

興味がある方は就職先として考えてみてはいかがでしょうか。