就職人気の高い資生堂は安定雇用と自分の時間を手に入れられる!

今回は学生の就職人気が高い会社について分析してみました。
人気が高いだけあって、働きやすさについては魅力が大きいと思います。





資生堂ってどんな会社?

資生堂という会社を知らない人はいないと思いますが、化粧品や美容食品の会社です。
化粧品国内シェアも首位級の高さです。
また、グローバル展開もかなり進んでいて、世界で120の国と地域でビジネス展開されており、海外売上比率はなんと50%を超えます。

資生堂という会社ですが、就職したいランキングで常に上位に入っている会社です。
女性の登用に積極的な会社ですので、そのようなところが支持されているのかもしれません。

2017年の業績

2017年12月期においては、売上を大きく伸ばした年となりました。
プレステージ、デジタル・Eコマースなど、今後の売上成長が期待できる領域への投資をさらに強化したこと、2016年にM&Aにより取得したメイクアップを中心に展開するプレステージブランド「Laura Mercier」、ライセンス契約を締結したフレグランスを中心に展開するブランド「Dolce&Gabbana」についても、成長に向けてマーケティング投資を拡大したことが会社の成長に寄与したようです。

また、事業やブランドごとの利益管理の徹底、売上・利益への貢献度が低い商品の削減などに取り組み、さらに、グローバルでの事業・ブランドポートフォリオの再構築に取り組み、北米子会社のZotos International Inc.(以下、ゾートス社)の譲渡などを進めた結果、収益性の改善につながりました。
売上、利益率ともに高い水準を叩き出していることから、今後も期待できる会社だと思いますので、業績に対して懸念材料はほとんどないでしょう。

新卒採用の募集要項

業務領域
国内外営業およびマーケティング
勤務先
国内外の関連会社、本社
※初期配属は資生堂ジャパンおよび関係会社の配属となります。
年収/初任給
<16年4月入社新入社員の17年1~12月の実績年収>
■博士了:505万円
■修士了:449万円
■大学卒:407万円
※実績年収は、会社業績・個人評価によって変動します。
※地域手当は東京23区内居住で算出しています。
※残業手当は含みません。
昇給
年1回(4月)
賞与
年3回(6月、12月、3月)
諸手当
通勤手当、営業手当等
勤務時間
◆本社(総合職全国コースの場合)
標準時間帯8:30~17:15
標準労働時間7時間45分
フレックス勤務制導入
※勤務時間は事業所によって異なります。
休日・休暇
完全週休2日制(土・日)、祝日
年間休日125日(2017年度)
有給休暇、慶弔時などの特別休暇の他、勤続年数に応じて取得できるリフレッシュ休暇や、連続休暇制度、他

出典:資生堂ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

給与事例

給与水準について上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例を確認してみましょう。

  • 新卒6年目 450万円(営業)
  • 新卒6年目 450万円~500万円(マーケティング)
  • 新卒7年目 550万円(管理部門)
  • 新卒8年目 600万円(生産技術)
  • 30歳代前半 500万円前後(営業)
  • 40歳代 650万円~700万円(マーケティング)

連結売上高1兆円を超える会社としては、少し物足りない印象を受ける人も少なくないでしょう。
口コミを見ていても、給与に関して不満を感じている社員が多いように思いました。
お金についてはそれほど期待しない方がよいかもしれません。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

【営業部門以外の口コミ】

  • ある程度プライベートとのバランスはとりやすい環境にあると思います。実際、有給の消化率は上司が管理していて、計画的に取得を推奨されています。(マーケティング)
  • 営業だとプライベートとのバランスを取ることは難しいが、管理部門においては、事前に申請すれば有給は取得できるし、バランスを取りやすい。(管理部門)
  • ワークライフバランスは他の会社に比べて非常に良いと思う。夏季・冬季には連続休暇が取得できるし、携帯電話やパソコンは会社の外で利用禁止ですので。(生産技術)
  • 短期的な成果を求められているのではないので、調整すればプライベートとのバランスはとりやすい。それなりの給与と雇用の安定が確保できるので、家族との時間を大切にした生活を送りたい人にとっては最適な職場だと思う(製品開発)

【営業部門の口コミ】

  • 営業だと取引先の都合ですべて予定が変わるため、プライベートとのバランスは難しい。休日出勤もそれなりに多い。(営業)
  • 働きやすさは担当先と所属部署に大きく影響されると思います。傾向として、地方オフィスの方がプライベートとのバランスはとりやすいと言われています。ただ、体験談で言えば、どこのオフィスでも責任のあることを任せられるので、相対的にどこでも残業は多かった。(営業)

口コミを見た印象としては、営業部門以外のマーケティング、生産技術、管理部門、研究職については比較的ワークライフバランスが取れる環境が整備されているように感じました。
資生堂は女性の登用に積極的で、短時間勤務で働く女性にもキャリアアップの機会を与え、子育て中社員への支援、長時間労働の抑制など取り組みを行っている会社です。
多くの部署で、ワークライフバランスに関して肯定的な意見が多かったことは紛れもない事実です。

しかし、一つだけワークライフバランスを保証できない部門があります。
それは、営業部門です。
これは大企業であれば仕方ないことかもしれませんが、資生堂の営業所は全国各地にあります。
その上、グローバル展開も進んでいる会社です。
営業社員の転勤は日本全国、そして、国際部門であれば海外転勤も考えられます。
つまり、家族との時間を大切にしたい人にとっては、働きづらいと感じてしまうかもしれません。
大学生から社会人になるタイミングでは深く考えないかもしれませんが、5年後、10年度の自分の働く姿をできるだけイメージして就職活動をすることをお勧めします。

平均勤続年数の推移

資生堂の平均勤続年数は下落傾向にあります。
平均勤続年数は、直近2年間程度で大きく下落しています。
しかし、これは採用人数増加の影響が影響しているのであって、退職者が続出しているものではないと予想されます。

以下にマイナビ2019の採用情報を載せておりますが、採用人数は最近大きく増えていることが分かると思います。
中途採用も継続的に行っているようですので、勤続年数が短い社員が多くなったことで平均勤続年数が下落したのでしょう。
したがって、あまり心配する必要はありません。
より正確な直近の情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討しましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
給与水準はそこまでよくないものの、安定雇用とプライベートの時間をある程度確保することができる会社です。
営業部門に関しては忙しいかもしれませんが、その他の部門については働き方という面では特に心配する必要はないでしょう。
就職したいランキングで上位にある会社だけのことはあります。
就職人気が高いので、なかなか就職することは難しいかもしれませんが、受けてみる価値はあると思います。




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