今回は、本社が長野県にある上場企業を紹介します。
平均勤続年数は20年を軽く超えている会社です。





新光電気工業ってどんな会社?

皆さん、新光電気工業という会社をご存知でしょうか?
富士通の子会社で、本社は長野県にあります。
ICパッケージの国際的メーカーで、海外売上(マレーシア、アメリカ、中国、台湾など)が大きいことが特徴です。

ICパッケージについてですが、分かるようで分からない言葉ですよね。
ICチップは皆さん知っている通りですが、例えば携帯電話やパソコンの小型化・高機能化は、このICチップの機能を保持しながらコンパクトにパッケージング(つめる)ことで実現しているのです。
このパッケージング(つめる)技術を強みとして、国内外問わず各社メーカーのニーズに応えているのです。
その中でも特にインテルへの売上が大きく、全体の30%を超えています。

2018年の業績

業績は安定しています。
売上高は1,400億円前後を毎期計上していて、経常利益率も高低はあるものの、黒字を計上し続けています。
海外売上が多いので、為替の影響をどうしても受けてしまいますが、そんな環境の中でも黒字を実現し続けているのは評価できるのではないでしょうか。
特別良い業績ではないですが、親会社も日本を代表する企業ですので、会社の安定性については問題ないでしょう。

新卒採用の募集要項

募集対象
・大学、大学院、高等専門学校、短大を2019年3月に卒業(修了)見込みの方、 または既卒の方で新規卒業予定者と同じ枠組みによる採用を希望される方 (職歴の有無は問いません)
 ・勤務地不問の方(将来的に海外勤務の可能性もあります)
給与
<2017年度初任給実績>
修士了 234,500円、大学卒 210,500円、高専卒 185,500円、短大卒 173,500円
諸手当
時間外勤務手当、通勤手当 ほか
昇給
年1回
賞与
年2回
勤務地
〔工場〕本社・更北工場(長野県長野市)、若穂工場(長野市)、高丘工場(長野県中野市)、新井工場(新潟県妙高市)、京ヶ瀬工場(新潟県阿賀野市)、会津分室(福島県会津若松市)〔開発拠点〕新光開発センター(長野市)
〔営業所〕東京、大阪、仙台、長野、名古屋、大分、福岡、他海外拠点
勤務時間
8:30~17:15フレックスタイム制あり
(コアタイム10:00~15:00)
休日休暇
完全週休2日制(年間休日126日:2018年度)、有給休暇(年間20日支給)、リフレッシュ休暇、積立休暇 など
保険
厚生年金保険・健康保険・雇用保険・労災保険
福利厚生
育児休職制度、介護休職制度、企業年金基金、ファミリーアシスト給付、家賃補助、従業員持株会、各種クラブ活動、全国に契約保養所有り
教育研修
階層別教育(管理職、中堅社員、新入社員)、社外派遣教育、国際化教育、自己啓発促進プログラム

出典:新光電気工業ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

新光電気工業の素晴らしいところは、業績に応じて社員の給料アップに積極的である点です。
業績は特段好調というわけでもなく、業績の波があるものの、社員の平均年収は5年前と比べると伸びています。
前年がよかった分、2018年は少し落ち込んではおりますが、利益率が落ち込んでいる影響もあるため仕方ないと思います。
業績が良くても社員の給料を上げない会社がたくさんある中で、業績に応じて社員に還元しているのは真っ当な会社であると思われます。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

新光電気工業ですが、平均線の上側に位置していることが分かります。
つまり、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。

そして、一点だけ補足ですが新光電気工業は長野県の会社です。
その中でこの水準であるということは、地方で暮らすには十分すぎる給与水準であると予想されます。

年収事例

実際の年収事例を見た方が給与水準がイメージできると思いますので、掲示板や口コミサイトに掲載されていた口コミ情報を紹介します。

  • 入社7年目 500~600万円(開発部門)
  • 入社10年目 500万円(事務部門)

社員数が多い会社ではないので年収事例は少ないですが、およそ30歳で600万円くらいの給与水準ですね。
技術・開発系部門の給料は地方で暮らすには十分すぎると思います。

事務部門は少し劣りますが、住居費が低い地方であれば、お金については問題ないでしょう。
東京で暮らすには給料が少ないと感じる人もいるかもしれませんが、長野県で暮らすのであれば、お金に余裕をもった生活ができるでしょう。

働きやすさについて

新光電気工業は給与水準こそ全国的にみると平均的ですが、長野県で生活するには十分であることはお伝えしたとおりです。
そして、この会社の本当に素晴らしいところは、働きやすさにあります。

2018就職四季報によると、有給消化年平均は12日、残業月平均はたったの11.9時間です。
よく考えてください。
一か月の営業日数がおよそ22日(30日-8日)であると仮定すると、1日当たりの残業時間はたったの30分くらいという計算になります。
つまりほとんど残業はないのです。

また、働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 有給はとりやすく、有給取得に苦労したことはない
  • 勤怠には比較的緩く、当日の急な休みにも対応してもらえる
  • 目標を達成したら早帰りする人もいて、メリハリがある
  • ここ数年で残業をしない風土をつくりつつある

有給を取れている取れていないというよりも、取りやすい雰囲気があるというのが一番大切だと思います。
新光電気工業の場合、休んでも何も言われない環境が整備されているので、その点で非常に働きやすいのではないでしょうか。

もちろん、一部の部署では残業が多いというネガティブな声もありましたが、決して働きにくい環境ではないと思われます。

平均勤続年数の推移

さきほど、働きにくい環境ではないと申し上げましたが、その根拠の1つが新光電気工業の平均勤続年数です。

平均勤続年数は22.9年で、上昇基調で推移しています。
残業が多いと言っても、平均勤続年数が20年を超えている会社ですので、本当のブラック企業に比べれば、圧倒的に働きやすいと思われます。
働きにくい会社が平均勤続年数20年を超えることは考えにくいですから。





さいごに

いかがだったでしょうか?
給与水準は全国的にみると平均的ですが、長野県で暮らすには十分な水準です。

また、会社の安全性も親会社に事実上保証されておりますし、働きやすい環境も整備いると考えられます。
都会でゆとりのない生活を送るより、田舎でゆとりある暮らしをしたい人にはおすすめの就職先です。