商社って華やかなイメージありませんか?
ただ、商社といってもいろいろな商社があり、すべての商社が魅力的かというとそうではありません。
給与面、労働環境面で劣悪な会社は少なからず存在します。

今回は業績は決して悪くない専門商社でありながら、平均年収は下がっていて、ワークライフバランスも保証できない会社を紹介します。
それでは、ご覧ください。





業績安定でも社員の給料は下落

サンワテクノスは、電子、機械の専門商社です。
扱う商品も半導体から一般の機械装置までと非常に幅広いことが特徴です。
仕入先は約1,500社、顧客は約3,000社に上り、なかなか大きな専門商社です。
海外にも多くの拠点を構えていて、中国やシンガポールをはじめとするアジア各地、アメリカ、メキシコ、ドイツといった欧米にも子会社を構えています。
海外で働きたい人には、そのチャンスは大きいでしょう。

業績はといいますと、自動車関連事業の好調が続いていること、また、中国市場におけるスマートフォン向けの需要が順調に推移していることから、売上高は好調に推移しています。
利益率は高いとは言えませんが、黒字をしっかり確保できているので悪くはないと思います。
そもそも、商社といっても卸売業ですので、単に商品を流しているだけの会社です。
なかなか高い利益率を狙うことは難しいと思われます。
そのなかで、黒字を安定的に計上できていることは評価できます。

サンワテクノスは業績が良いのは上記の通りなのですが、社員の給料に業績が反映されていないような気がするのです。

以下の平均年収の推移を見てください。
直近の平均年収は2015年から大きく下がり続けています。
2年間で40万円も下落しているので驚きです。

また、よく見ると、直近の平均年収は過去5年間で一番低い水準です。
売上高は5年間右肩上がりで上昇しているにもかかわらず、社員の給料は右肩下がりということになります。

基本給が減額されることは考えにくいとすると、賞与の評価方法が変更されたか、賞与平均支給額を少なくしているのかもしれませんね。
先ほどの業績推移をよくみると、利益率はやや落ち込んでいるので、十分にあり得ると思います。

給与水準は低い

平均年収が右肩下がりで推移しているので仕方のないことかもしれませんが、サンワテクノスの給与水準は他の上場企業のなかでも低いことが予想されます。
下図は上場企業727社の平均年齢と平均年収の関係を散布図にしているのですが、サンワテクノスはピンクのライン(平均線)の下側に位置しています。

サンプルが給与水準の高い企業ばかりなのでは?と思うかたもいると思いますが、決してそのようなことはありません。
小売業やサービス業もサンプルに多く含まれていますし、そのような業種を含めて考えても、サンワテクノスの給与水準は高くないと思われます。

拘束時間も長い可能性あり

サンワテクノスの業績は安定しているにもかかわらず、平均年収は下落していて、給与水準も低いことはお伝えした通りです。

では、働きやすさはどうでしょうか?
結論から言ってしまうと、働き方についても、保証できるとは言えません。

商社ではよくある話かもしれませんが、残業が多いと上に、時には飲み会や接待でアフターファイブ、休日も浸食されてしまう可能性が十分に考えられます。
その証拠に、口コミサイトに掲載されている口コミ情報を見てみましょう。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • サービス残業が多く、評価による給与UPを見込むことができない。
  • 仕事量が多く、昼休みすら取れない社員も多い。でも、上司はそんな人に声をかけることすらしない。自分から主張しても、自分で何とかしろと言われる始末
  • 月曜日は有給取得してはいけないという暗黙の了解がある。身体を壊してまで働く必要はないと思い、退職を検討している。
  • 残業が常態化している。会社としては働き方改革に乗り出しているが、現実的に仕事は回らない。
  • 転勤が非常に多く、プライベートとのバランスをとることは難しい
  • 営業部門でもバックオフィス部門でも、ゴルフをやることを強制される。ゴルフが好きなおっさんだらけで、休日に社内コンペの出席を強制される。
  • 長期休暇は取得することはかなり難しい。
  • 社内、取引先との飲み会が多く、早く上がれても帰りは結局遅くなる。

口コミ情報にはネガティブな情報が集まりやすいことは間違いないのですが、それを差し引いても働きやすい環境が整備されているとは思えません。
就職を希望するのであれば、極端な考え方ではありますが、プライベートは0かもしれないと考えておいた方がよいでしょう。

残業が多いだけであれば耐えられる人もいると思いますが、会社の飲み会、接待が多く、休日にはゴルフにもつき合わされるとなると、ストレスが溜まってしまう方は多いのではないでしょうか。

その他の口コミ情報として、昼休みすらまともに取得することができないという口コミもありました。
どこまで本当なのかについては疑問に感じる部分もありますが、働きやすさには期待しない方が良さそうです。

ワークライフバランスを少しでも大切にしたいと思うのであれば、他の就職先を探すことをおすすめします。
会社にとっても、就活生にとっても、その方が幸せです。
より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいでしょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
サンワテクノスは業績は悪くないにもかかわらず社員の給料が下がっていて、かつ、ワークライフバランスも保証できない就職先だと思われます。
おそらく、ワークライフバランスという考えを持っていない従業員、いわゆるブラック社員と言われる方もも少なくないと思います。

専門商社は華やかなイメージがあるかもしれませんが、給料面や労働環境を考えると、サンワテクノスの就職は慎重に検討することをおすすめします。