日東電工は働き方の改善が進めば、お金と時間に余裕を持てる就職先

今回は、ご要望のありました会社について企業研究してみました。
歴史ある大企業で、グローバル展開が進んでいる会社です。
とはいっても、普段から名前をよく聞くような会社ではないので、就活生の中には、知らない方も多いのではないでしょうか。





日東電工ってどんな会社?

日東電工は1918年の創業の会社で、今年100周年を迎える歴史ある会社です。
基幹技術である粘着、塗工、高分子機能制御、高分子分析・評価技術をベースとして、グローバル展開しております。
海外売上は、売上全体の7割を超えるほどです。

そして、特徴なのが、事業戦略をグローバルニッチトップと謳っていることです。
簡単に言うと、競争が激しくない市場を見つけて、そこでトップを取るという意味だと思います。
ビジネスには大切な視点だと思いますが、販売しているものも、必然的に認知度の低いものになってしまいます。

この会社を一言で言うなら、大手企業が欲しいと思う部品を何でも作る巨大な部品供給企業です。
大手企業は、さまざまな商品を作るために、さまざまな部品を必要とします。
日東電工には昔から蓄積した幅広い技術があるので、大手企業が欲しいものはだいたい作れてしまうのです。

そして、日東電工はさまざまな部材を製造しておりますが、公表されているセグメントは、インダストリアルテープ、オプトロニクス、ライフサイエンスの3つです。
簡単に言うと、産業用テープ、ハードディスク用の部材、医療関係です。
最近ではライフサイエンスも徐々に上り調子のようで、北米での核酸医薬の受託製造を請け負いはじめ、これが好調とのことです。

2018年の業績

主力であるオプトロニクスでは、変化の激しいスマートフォン市場でのディスプレイの大きな変化に対応し、付加価値の高い新たな製品を投入することで、前連結会計年度から大きく業績を上げることができたようです。
また、インダストリアルテープでも、エレクトロニクス業界をはじめ、幅広い産業用途で収益を拡大させている状況で、ライフサイエンスでは、これまで収益を牽引してきた核酸医薬の受託製造事業において、新薬開発中止の影響を受け、業績面では減速となったものの、核酸医薬の創薬開発では着実な進展を見せているとのことです。
その結果もあり、売上収益は前連結会計年度から11.5%増を実現しております。

経年でみると、売上はやや上下がありますが安定していますし、税前利益について常に10%以上をたたき出しています。
これほど高収益体質な会社は、なかなかありませんので、安定性という面では全く問題ない会社であると思います。

新卒採用の募集要項

募集職種
技術系職種:研究開発、プロセス開発、生産技術、品質保証など
営業管理系職種:営業、調達、ITシステム、経理、法務、人事など
勤務地
全国各地
勤務時間
8:45~17:30(生産拠点は8:00~16:45)フレックスタイム制導入 標準労働時間7時間55分
初任給
2018年実績
博士:個別決定
修士:基本給253,000円
学士:基本給230,000円
賞与・昇給
賞与年2回、昇給年1回
休日休暇
完全週休2日制(土曜・日曜)、夏季・年末年始休暇、特別休暇(慶弔ほか)、有給休暇(16~20日)、年間123日
福利厚生
制度/財形、住宅融資、持株、企業年金基金、確定拠出年金、日東福祉基金ほか
施設/独身寮(保有寮又は借上寮、女性は借上寮)、借上社宅、その他各種提携施設ほか

出典:日東電工ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

日東電工は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。

年収事例

給与水準について、上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例についても確認しておきましょう。

  • 新卒5年目営業 500万円~550万円
  • 新卒7年目技術 600万円~700万円
  • 30歳営業 500~600万円
  • 新卒35歳 700万円~800万円

口コミの給与事例を見た印象としては、営業よりも技術職の方が給料が高い傾向があるのかと。
もしかしたら営業職ですと、他の会社に比べると少し見劣りしてしまうかもしれませんね。
決して低いわけではありませんが、営業の方の待遇が良い会社はたくさんありますので。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 有給は取得し易い環境にあるが、通常の勤務時間は少し長い気がする。早く帰ってもパソコンを持ち帰って仕事する人が多く、プライベートを優先する人は少なく、仕事をやりづらい。(開発)
  • プライベートの調整は難しい。残業の多い部署は決まっていて、そのような部署では早く帰ることは難しい。(開発)
  • 休日出勤は少ない(開発)
  • 営業はどうしてもお客さんを優先しなければならないので、なかなか調整することが難しい(営業)
  • ワークライフバランスを重視することは極論可能だが、評価に影響してしまうと思う。(開発)
  • 平日は捌ききれない業務をこなして遅くなり、土日も終わらない仕事で出勤する羽目になっていた。(営業)

上記口コミ例には否定的なコメントが多く掲載されておりますが、有給を取得できるなどの肯定的な意見ももちろんありました。
しかし、総じて見ると、就業時間が長いなど、否定的な口コミもそれなりに多いように感じました。

ただ、日東電工は働き方改革を掲げていて、残業を抑制している動きもあるみたいなので、もしかしたら今後は期待できるのかもしれません。
しかし、企業の中には、働き方改革の名のもとに、業務量は全く変わらず、結果として残業の申請だけを抑制している会社も多いので注意が必要です。
心配の方は、OBOG訪問などで、パソコンのログをしっかりとっているか、強制シャットダウンなどの対策がとられているか、確認できたら確認してみると良いでしょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
日東電工は、業績面、給与面についてはさほど心配ない会社ですが、働きやすさについては少し心配です。
ただ、会社として働き方改革に取り組んでいるとのことですので、将来的な働きやすさは期待できるかもしれません。
もしもプライベートに確固たる安定を求めるのであれば、他の企業も検討することをおすすめします。




就職したい企業が見つからない方へ

MeetsCompanyへの参加を検討してみてはいかがでしょうか?
様々な業界の会社の話を聞くことができますので、関心の幅を広げるという意味でも、非常によい場だと思います。

  • 年間のサービス利用者約10万人、就職決定者約5000人。就活生の5人に1人が利用しているサービス
  • 東京、大阪、名古屋、福岡、北海道等全国各地で採用イベントを開催。
  • 東証一部上場企業からベンチャー企業まで優良企業を2000社以上を紹介可能

参考になる動画