「就職面接攻略法!面接突破の可能性が上がる志望動機の書き方」でご説明した志望動機の書き方をもとに実際に日清食品を例に例文を書いてみました。
実際に志望動機って言われても、実際に書いてみると意外に難しいと思いますので、志望動機の書き方が分からないという方はぜひご覧ください。





日清食品ってどんな会社?

日清食品といえば、即席麺のパイオニア的存在の会社です。
世界初の即席めん「チキンラーメン」に始まり、世界初のカップめん「カップヌードル」、世界初の宇宙食ラーメン「スペースラム」など多くの世界初を創造し、食文化を形成してきました。

国内の即席麺シェアは圧倒的ですが、今後日本国内では少子高齢化に伴い爆発的な成長は難しいと考えているようです。
そこで、海外進出に積極的な姿勢をとっており、世界市場の成長を視野に入れて更に需要拡大を目指している会社です。

日清食品の求める人物像を考えてみよう

求める人物像を考えるためには、まず企業が今後どのような方向性に進もうとしているのかを考える必要があります。
ここで、日清食品は5つの事業戦略を掲げています。

  • 戦略1:カップヌードルのグローバルブランドの促進
  • 戦略2:BRICsの重点地域に集中
  • 戦略3:国内収益基盤の盤石化
  • 戦略4:第2の収益の柱の構築(菓子分野、低温・飲料)
  • 戦略5:経営人材の育成強化

【事業収益性に向けた5つの戦略テーマ】

英語力は求められていない

戦略5の経営人材の育成は、就活生にはほとんど関係ないので置いておきますが、日清食品の戦略はグローバル化と新製品開発の2本柱でしょう。
つまり、日清食品が欲する人材としては、グローバル化と新製品開発の助けとなる人材が当てはまると考えられます。

しかし、そうはいっても日清食品は英語ができる人材を求めているわけではないと思われます。
就職四季報2018によると、ESの選考ポイントは発想力、面接の選考ポイントはコミュニケーション能力、積極性、責任感、明るさの4つを挙げています。
英語力は選考ポイントに入っていないのです。
おそらく、英語力は入社後に訓練すれば問題ないと考えているのでしょう。

グローバル化や新製品開発を推し進めるうえでは、一人の力ではなくチームとして必要な力を求めていると思われます。
それゆえ、日清食品は英語力ではなく人との協調性、そして事業への積極性・責任感が求めているのだと予想されます。

日清食品の志望動機例

志望動機の基本的な構成は、①何をしたいのか(What)、②なぜしたいのか(Why)、③どのように働きたいのか(How)の三部構成を抑えることです。
そして、三部構成を守りつつ、事業への共感を過去の自分のエピソードと絡めれば説得力のある志望動機になります。

それでは、事業への積極性及び海外的な視点を入れた志望動機の例文をご覧ください。

①何をしたいのか(What)
私は、世界中から食事に困る環境をなくしたいと考えています。

②なぜしたいのか(Why)
私が小学3年生のころ豪雨の影響で集団避難をしたことがあります。
急いで非難したことから、食料は持っていませんでした。
夜はすごい冷えて辛かったことが、食事に困る環境をなくしたい原点です。
しかし、そのとき近所に住んでいるおじさんがカップ麺を分けてくれて食べたことを覚えています。
そのときカップ麺は、お湯だけでおいしく食べることができる「すごいもの」だと強く感じました。
時が経ち、海外の貧困状況や、自然災害の被災者に関する日々のニュースを目にする中で、カップ麺を世の中に広めることは食事に困る人々を救うことができるのでは、と感じるようになりました。

③どのように働きたいのか(How)
そして、貴社のCSRニュースを拝見し、被災者向けにカップヌードルの支給を行い、また国連WFPへの協力を行っていることに強い共感を抱きました。
貴社のカップヌードルを世界中に広める仕事をしたいと考えており、かつ仕事を通じて社会貢献ができるという職場環境を非常に魅力的だと感じております。




さいごに

いかがだったでしょうか?
ちなみに、今回はマーケティング職をイメージして記載しています。

エピソードを添えることで、食品事業に熱い想い(積極性)を持っていることが分かると思います。
また、海外への関心は常日頃から持っているということを嫌らしくなくアピールできているのではないでしょうか。
何気ない日常的なニュースに対しても、自分なりの考えを持つ人だと面接官に印象を与えることができるのではないでしょうか。

なかなか志望動機を考えることは時間がかかる作業です。
ただ、コツさえつかめば、それほど難しいことではありません。
本命の会社については、入念な準備の上で面接に臨んでください。