小売業界に対して、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
ブラック企業が多いイメージが強い方も少なくないのではないでしょうか。
ファミレスやドラッグストア、コンビニ、スーパーなど、人手が足りないなかで長時間労働を強いられる職場も多いです。

今回紹介する会社は、そんな小売業界のなかでは非常に働きやすく、平均年収が600万円を超える会社です。
小売業界への就職を希望している方は、就職候補として考えてみることをおすすめします。
それでは、企業研究結果を紹介していきましょう。





西松屋ってどんな会社?

子どもを持つ親なら一度はお世話になったことのある会社だと思いますが、独身の方にはあまり馴染みがないかもしれません。

西松屋は、ベビー・子どもの生活関連商品の製造・販売をしている会社です。
全国にチェーンストア展開を行っており、その店舗数は年々増加しています。

不採算店舗も一部あることは事実ですが、会社全体としては非常に調子が良いです。
2008年から2017年の10年間の間、一度も店舗数を減らすことなく事業運営が行われてきました。
2017年2月時点で、全国の店舗数は908にものぼります。

店舗数が増えるということは、すなわち売上高も増加します。
直近の売上高をみても、一貫して増加し続けていることがわかるでしょう。
また、利益率も高いとは言えないながらも、確実に利益を獲得できていて、新規出展の原動力になっています。

給与水準は全国的には低いが小売業では悪くない

業績が良い西松屋ですが、給与水準は全国的に見て決して高いとは言えません。

下図は、上場企業727社の平均年齢と平均年収を散布図にしているのですが、西松屋はピンクのライン(平均線)の下側にあります。
つまり、給与水準は他の上場企業よりも低いことが言えるのです。

年収事例

他の上場企業よりも給与水準が低いと先ほどご説明しましたが、小売業のなかでは給与水準は悪くありません。

そもそも、小売業という業界全体に言えることなのですが、給与水準が他の業界、例えば、製造業、医薬品メーカー、金融業なとに比べると圧倒的に低いです。
このような業界では、平均年収は軽く700万円を越えてきますので。

実際に小売業界だけで給与水準を比較すると、西松屋は平均線(ピンクのライン)より上側に位置しています。
つまり西松屋は、小売業を希望している方にとっては、お金の面では決して悪くない就職先です。

給与水準がどの程度なのか、実例を見た方がイメージがわきますので紹介します。
口コミサイトにある給与事例を見てみましょう。

  • 新卒1年目 300万円~350万円
  • 新卒3年目 400万円
  • 新卒7年目 480万円
  • 40歳係長 600万円

たしかに、上場企業全体でみると、給与水準は決して高いとは言えないでしょう。
しかし、口コミを見る限り、競合や他の小売業を営む会社に比べて給料は悪くないと感じている人が多いようです。
そのため、お金に対しての不満は少ないように感じました。

そして、西松屋の良いところは社宅制度があることです。
つまり、社宅を利用すれば、家賃負担はゼロです。

額面の年収だけを見ると、給料は少ないと感じる人もいるかもしれませんが、実際に自由に使えるお金は意外に多いと思われます。

平均年収は上昇中

西松屋は、小売業界のなかでは給料は悪くない会社であるにも関わらず、社員の給料アップに積極的な会社です。

下図は西松屋の平均年収の推移ですが、驚くべきことに5年間連続で上昇を続けています。
5年前と比べると、平均年収は70万円程度増加していますよね。

小売業で平均年収が600万円を超えている会社は、多くはありません。
このことからも、西松屋は社員のことを大切にしていることがうかがえます。

定着率も悪くない

西松屋は業績がよくて、給料も決して悪くないとお伝えしましたが、働き方も非常にバランスがとれています。
実際に働いている社員の口コミを見ていきましょう。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • 接客業のため、連休は取りづらい傾向がある。また、パート従業員の休みが多いお盆や正月は休むことは難しい。しかし、平日休みは取りやすいため、子ども行事にも参加しやすいというメリットもある。
  • 本社勤務であれば土日休みが基本。店舗勤務だと、なかなか平日休みことは難しいが、無理なわけではない。店の規模にもよるが、人手が足りない等の理由がない限り、残業は基本的にはない。会社の方針としても、残業を減らそうという動きはある。
  • プライベートとのバランスは、配属店舗に左右されるが、休みの調整は自分次第なので、比較的バランスはとりやすい。
  • 配属店舗によるが、基本的に残業はなく、仕事自体も大変ではない。

とっても意外だったのですが、西松屋の社員の多くが、働きやすいと感じているようです。
確かに、西松屋の営業時間は朝10時~夜8時です。
中には夜9時まで営業している店舗もありますが、深夜まで営業しているファミレスや24時間営業のコンビニなどに比べたら、はるかに働きやすい職場だと思います。

連休が取得しにくかったり、土日がなかなか休むことができないという小売業共通のデメリットはありますが、決して悪い職場ではないでしょう。
より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップも検討しましょう。

実際に平均勤続年数も上昇していることからも、定着率も良くなってきていることが予想されます。
業績が良くて給料が上がり、働きやすい職場であれば当然の結果かもしれませんね。

また、社員数も5年間連続で増加しています。

よく考えると、西松屋という会社ってすごいですよね。
業績、社員の平均年収、平均勤続年数、社員数の全てが右肩上がりです。
確か、株価も相当上昇していたと思いますし、本当に勢いがある会社なのでしょう。
小売業への就職を考えているのであれば、西松屋はとてもおすすめです。




さいごに

いかがだったでしょうか?
西松屋は業績好調で、社員の給料も年々上昇している就職先です。
その働きやすさから、社員の定着率は上がり、平均勤続年数も上昇しています。

業績が良くても社員の給料は上げない会社が数多くあるなかで、西松屋は社員のことを大切にしている会社だと言えるでしょう。
ブラック企業が多い小売業界のなかでは、最高の就職先だと思います。