日本電産はハードワークから残業0に変貌しつつある就職先

今回紹介する会社は、ハードワークで有名な会社でしたが、働き方改革に全力で取り組んでいる会社です。
分析結果について見ていきましょう。





日本電産ってどんな会社?

日本電産は精密小型から超大型までモータに強みを持っている会社です。
ただ、モータ事業だけに特化しているわけではなく、モータ事業を中心に、その周辺機器へと製品領域を拡大しています。

「情熱、熱意、執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」という三つの精神を掲げており、昔はハードワークで有名な会社でした。
そのため働き方については、良い印象を持っている方は少ないかもしれませんね。

2018年の業績

日本電産の業績ですが、連結ベースでみると、ものすごい勢いで売上高が伸びています。
この上昇幅はM&Aの影響が大きいです。
まさに、今時の会社経営って感じです。

M&Aはリスクはあるものの、会社がスピード感ある成長をしていくためにはとても有効な策です。
一昔前までは、すべてを自社で作ることが美徳とされてきた風潮がありますが、実際にすべてを自社で作り上げることは難しいです。
足りない部分については、良いものを吸収していくという視点は、ビジネスにとって大切だと思います。

そして、2018年3月期については、売上をかなり伸ばしております。
「精密小型モータ」製品グループの売上増加も寄与しておりますが、「車載及び家電・商業・産業用」製品グループの売上高は前期比で42.3%増収の8,140億2百万円となり、非常に大きなインパクトを及ぼしました。
家電・商業・産業用では新規連結会社の買収影響、車載では電動パワーステアリング用モータや日本電産トーソクのコントロールバルブ製品等の売上増が大きかったようです。

新卒採用の募集要項

待遇
博士了:月給 25万1,500円
修士了:月給 23万4,500円
学部卒:月給 21万500円
高専・短大・専門卒:月給 18万5,500円
※2017年新卒採用時点
諸手当
時間外手当、通勤手当、勤務地手当、資格手当、単身赴任手当、許可外保育料補助手当
昇給
年1回(4月)
賞与
年2回(7月・12月)
勤務地
京都、滋賀、長野、神奈川、東京、海外 ほか
勤務時間
8:30~17:30 ※勤務地により異なる(実働8時間)
休日休暇
会社暦週休2日制(年間休日121日※年休一斉取得3日含む) 5月・8月・年末年始連続休暇、年次有給休暇、慶弔休暇、特別休暇、育児休暇 ほか
福利厚生
各種社会保険、企業年金基金、社員持株制度、借り上げ社宅制度、財形貯蓄制度、独身寮 ほか
教育制度
モーターカレッジ(技術研修)、階層別研修、各種語学研修、通信教育、一人前認定3ヵ年育成プログラム

出典:日本電産ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

日本電産については、平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業のなかでは高いことが予想されます。

年収事例

相対的な位置付けが把握できたところで、実際の事例を確認してみましょう。
給与水準のイメージが湧くと思います。

  • 入社3年目 450万円
  • 入社6年目 650万円(海外駐在)
  • 入社10年目 550万円
  • 入社20年以上 700万円
  • 入社28年目 920万円

年収事例を見た限りでは、特段給与水準が高いわけではありませんが、決して悪くもありませんでした。
お金に不自由しない程度には貰えると思います。
30歳で600万円弱くらいのお給料は見込めると考えて良いと思うので、上場企業平均よりもやや高い水準だと思われます。

ちなみに、日本電産で管理職まで出世することができれば、十分なお金は手に入ると思います。
ただ、管理職になるとお給料は増えますが責任も増えますので、最近だと管理職になりたがらない人も増えているようですから、この問題については価値感次第ですね。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 上に行けば、休日も関係なく、業務指示は当たりまえ
  • 上司と関係を築ければ、自由にできるが、合わないとつらい
  • プライベートを全て捧げる覚悟がないと務まらない。
  • 有給は病気以外では取得不可能

上記の口コミだけを見てしまうと、ブラック企業の典型例のように見えてしまいます。
確かに一昔前までは、日本電産はハードワークの会社で有名でした。
そのため、口コミサイトには、ブラック事例が多く掲載されています。

しかし、2015年下期から「残業ゼロ」に向けて大きく舵を切りました。
そこからわずか1年半弱で残業時間半減を実現したとのことです。
リクルートマネジメントソリューションズの記事によれば、朝礼や昼食会、社内報やメールなど、さまざまなコミュニケーションを通じて、日本電産が次の成長ステージに向かうためには「働き方改革」 が不可欠であると会長自ら繰り返し伝えているとのことでした。

残業時間が半減されたと記事には記載されておりましたが、実際の内情は正直わかりません。
しかし、少なくともトップ自ら働き方改革を掲げているので、間違いなく一昔前よりは働きやすい環境が整備されつつあるとは思います。
ただ、これは推測でしかありませんので、日本電産への就職を希望しているのであれば、会社説明会などで直近の状況を確認してみることをおすすめします。




さいごに

いかがだったでしょうか?
ハードワークで有名だった会社が、今や残業0を目指して努力しています。
ワークライフバランスを大切にできる環境がどの程度整備されているかは未知数な部分はありますが、少なくても会社としては良い方向に動いている会社だと思います。




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