今回調べた会社はネットワンシステムズという会社です。
業績はここ最近好調で、給与水準も高いです。
働き方に不安はないわけではないのですが、会社として働き方改革に乗り出していますし、期待が持てる会社です。





ネットワンシステムズってどんな会社?

知らない人も多いと思いますが、ネットワークに強みを持っているのがネットワンシステムズです。
顧客は大手民間企業から官公庁、地方公共団体、学校、病院とさまざまで、主要商品は、ルーター、スイッチ、無線、サーバ、ストレージなどが挙げられます。
その他に、ITコンサルも行っているようです。

NTTグループへの売上比率が多いことも特徴で、最大の顧客でもあります。
売上先が特定の会社に片寄っていることは、経営上リスクになり得ますが、NTTグループが顧客なのであれば、潰れることは考えにくいですし、問題ないでしょう。

2018年の業績

売上はやや停滞ぎみではあったのですが、2017年、2018年は順調に売上高を伸ばしています。
また、経常利益率も2016年3月期は1.8%と低い状況でしたが、2018年3月期においては5.2%と高い水準を叩き出しています。

2014年から2016年は勢いを落としていましたが、ここ最近はとても調子が良いと思われます。
就職を考える上で、業績の心配は不要であると考えて良いでしょう。

2019年度新卒募集要項

職種
営業職:お客様の課題を解決するICTシステムの提案、運用・構築のフォロー
技術職:ICTシステム提供のための技術的支援
給与
修士了 235,000円
学士卒・高度専門士卒 220,000円
専門卒・高専卒 210,000円
諸手当
職位手当、通勤手当、加算手当、資格手当、時間外勤務手当等
賞与
年2回
勤務時間
標準労働時間 9:00~17:30(フレックスタイム制:コアタイム 10:00~15:00)
休暇制度
完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、年次有給休暇(初年度15日)、ストック休暇、夏期休暇、産前産後休暇、育児休業休暇、子の看護休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇
福利厚生
厚生年金基金、確定拠出年金、総合福祉団体定期保険、財形貯蓄、社員持株会、住宅融資、借上社宅、同好会活動援助、職場親睦会、BYOD支援制度 等
主な仕事内容
(1)営業職
・法人のお客様への提案・提案後、プロジェクト全体のコントロールやフォロー
(2)技術職
・ICTシステムの設計、実装、保守・ICTシステムに関連したファシリティの設計・商材の発掘、検証、評価を通したマーケティング
教育制度
新入社員研修、メンター制度、OJT、目的別教育、職種別専門教育、階層別研修、製品・技術勉強会、次世代人財育成、資格取得補助制度、自己啓発補助制度

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

ネットワンシステムズはというと、平均線の上側にあることがわかります。
それもかなり上側にあることから、上場企業の中では給与水準がかなり高いことが予想されます。
就職できれば、お金に困ることはないでしょう。

平均勤続年数の推移

ネットワンシステムズの給与水準は高いにもかかわらず、平均勤続年数はたったの8.5年です。
上場企業で平均勤続年数が10年未満の会社は、それほど多くはありません。
中途の人が多い会社であることも一因だと思いますが、それを加味してもかなりの短さです。

働きやすさについて

まずは就職四季報2018の情報について確認してみると、残業月平均:25.8時間、有給消化年平均:12.1日との記載でした。
残業時間が月25時間ということは、1日当たりの残業時間がたったの1~2時間という計算になります。
これだけ見ると、ホワイト企業にしか見えませんね。

就職四季報を信じていないわけではないのですが、働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 企業はワークライフバランスを掲げているが、実行できている人は少ない。
  • 毎日平均して9時に帰っていて、時期によっては終電帰りが続くときもあり。
  • 残業抑制はトップダウンで命令されるが、業務が優先なので残業時間を短縮することはとても難しい。

口コミのなかにはもちろんポジティブな意見も少なからず存在しましたが、すべての人が毎日1~2時間の残業で帰宅できる環境にあるかと言われると、決してそのようなことはないと思われます。

また、会社全体として在宅勤務やフレックスタイムも積極的に取ることが推進されていて、働きやすいと感じる人も増えてきているとは思いますが、正直なところわかりません。
ただ、すべての部署で働きやすいということはないと思いますので、ある程度の残業は覚悟したうえで就職を決めることをおすすめします。

退職理由

最後に過去ネットワンシステムズに勤めているかたで、退職した人の意見を調べてみました。
口コミに掲載されていた退職理由は様々でしたが、会社の将来性に対する不安を理由に辞めていった人が多いように感じました。
実際に口コミ情報を紹介します。

  • 通信キャリア向けのビジネスが減少しており、ビジネスが成立しない。人件費抑制する必要が出てきており、今後年収低下が予想される
  • ネットワーク業界全体として将来性がない。
  • ネットワーク機器物販ビジネスが崩壊してきていて、利益を生み出しにくい。
  • 上層部の数値目標のみを考えた施策で、本来のお客様を見失っている
  • 一緒に働いている上司で、こうなりたいと思える人がいなかった
  • 会社の変化が乏しく、よくも悪くも5年後の自分の姿がイメージできた

直近2年間の業績はそれなりに良かったですか、確かに一時期は業績が落ち込んでいる時期がありました。
業績の悪化を肌で感じる従業員も多かったのかもしれません。
将来への不安が平均勤続年数を押し下ている可能性があります。

しかし、直近の業績はかなり上向きですし、そもそも給与水準は高いので、働き方改革が進めばとても働きやすい会社になるかもしれません。
事実、平均勤続年数は低いとはいえ5年間ずっと上昇し続けているので、就職先としては悪い選択肢ではないと思います。




さいごに

いかがだったでしょうか?
ネットワンシステムズは、業績好調で給料の高い会社です。
ただ、働き方についての口コミに否定的な意見があることも事実ですので、その辺りはしっかり調査した方が良いでしょう。
より正確な情報が必要なのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用を検討してみてもよいかもしれません。