みなさんは、新卒で就職した会社で定年まで過ごしたいですか?

1つの会社で働き続けるのも、退職して違う道を模索することも、人それぞれの人生観であると思います。
しかし、現実には、就職前では働き続けたいと思っていても、就職後に退職を考える人が増大します。

どういった理由で、先輩社会人が転職を決意していくのか、就活時に少し知っておくことをおすすめしたいです。
ということで、今回は先輩社会人の転職事例をご紹介します。





就職志望先の退職事例は就活時に把握しておくべき

2018年4月17日、ソニー生命が社会人1年目と2年目の意識調査を実施しました。
回答者が1000名のアンケート調査です。

その質問項目のなかに、「最初に就職する(した)会社で、どのくらいの間、働いていたいと思うか」という質問がありました。

結果は、「定年まで働きたい」または、「定年以降も働きたい」と答えた人の割合は、社会人1年目が39.8%に対して、社会人2年目が21.2%でした。
また、「すでに辞めたい」と答えた人は、社会人1年目が8.6%に対して、社会人2年目が27.2%でした。

つまり、ずっと1つの会社で働きたい思っていた人は1年の社会人経験を経ると約半分になり、すでに辞めたいという人は1年で3倍にも膨れ上がるのです。

私も転職を経験しているので、なんとなくこの数字が表す意味を理解できます。
社会人になって働き始めると、こんな会社であと40年近く働くことに恐怖を覚えるときがありました。

転職をお勧めするわけでは全くありませんが、現実として転職を考えている社会人が非常に多いことは認識しておくべきだと思います。
そして、少なくても就職志望先については、どういう理由で退職を決意する人が多いのかについては、口コミサイトを利用して、把握しておくべきです。

転職インタビュー1:トランス・コスモスから楽天への転職事例

就職して5年を過ぎたときに退職を決意して転職しました。
トランス・コスモス株式会社は五年以上勤務していて、若い人が多く仕事面でも任せてもらえることが多かったので、良かったのですが、IT関連中心の会社だったので、もっと多角的に業務をおこなっている会社に魅力があるなと感じていました。また、業務量が大変多く、残業せざるをえないこともあったので、これから結婚生活で新婚生活に影響が出たら嫌だなと感じていました。人間関係は良好だったので後ろ髪引かれる思いはありました。
転職してみると、それまで気づかなかったことがたくさんありました。まず、給与面はほぼ同じ金額ですが、福利厚生での違いがけっこうあるなと感じました。楽天株式会社はイベントが多いので会社の関係でいただけるスポーツのチケットは多いです。 社風は、業界が似ていることもあり元気いっぱいで、ノリが良く前社と似ていると思いますが、少し年齢層が高いです。 オフィスはとても新しいので恵まれた環境で仕事ができています。 働きやすさですが、残業は減りましたが、その分業務時間にするべきことが多くて、大変だなと感じています。 自分が望んでいた多角的に仕事ができるといった点では、これからも成長しそうな企業で、海外もかなり視野に入れていてTOEICのスコアも重視されます。 常に上向きで働けているので満足しています。
リクルートエージェントです。親身になって対応して頂き感謝しております。

転職インタビュー2:ほけんの窓口から東京海上日動あんしん生命保険への転職事例

仕事内容に対する給与等があまりにも低く、待遇も悪く、このままこの会社で一生懸命この終わってもいいのかと悩んでいたところにお話をいただいたため。また、中途採用組ばかりの店舗内で、影でこっそり足を引っ張り合い、悪口ばかり言われて、こんなしょうもない集団で腐ってたまるか!!と強く思ったためです。でも、先ほども記載しましたが、給与等の待遇の悪さが転職の1番の大きな理由です。働いても働いても評価もされない、人間関係は本当にクズ。こんな組織に疲れたからです。
働きやすさ、給料等は前職に比べると、話にもならないくらい格段によくなりました。以前は関西にあり、転職してから東京へ来たので、方言等大丈夫かな?人間関係も大丈夫かな?とすごく不安でしたが、一切気にすることなく仕事に取り組めています。ただ、金融業界全体を通して言えることですが、総合職と事務職の給与の差が激しく、同じことをしていても総合職のようにたくさん報酬がもらえないことが大きな不安です。そのため、外資系の企業に転職すれば良かったと今は後悔ばかりしています。そのため、今30代のうちに転職しておかないと!!と思い、情報収集中です。今度こそ、対等に評価してもらえるところへ行って、心機一転頑張ろうと思います。
利用した転職エージェントは、大手のリクルートエージェントです。不満に感じた点は特にありません。情報開示も十分で、親身になって対応して頂けたと感じております。

転職インタビュー3:メーカーの工場勤務から住友生命保険相互会社への転職事例

転職したのは2017年、当時、36歳で転職を決意しました。
前職は工場内での出荷・生産でしたので重い荷物をかかえるなど体を使う体力仕事だったため、腰を痛めるなど体に負担がかかってきていたことと、工場の仕事だったらゴールデンウィークなどの連休もしっかりあり土日も休みだったのでその仕事を選んだはずが、いつの間にか大型連休はなくなってしまい、土日も月に何度かは当番で出なくてはいけなくなったので子供を実家に預けて仕事に行かねばならず、子育てをするのに支障がでてきていたため。
今は女性ばかりの職場ですので、子育ての先輩方が多く子供が病気の時や、学校行事への参加など理解を示してくださるおかげで子供との時間をしっかりとれるようになりました。給料も入社前はわたしの中で保険会社の営業職員は完全に出来高制で契約が取れなければ給料はなにもないというイメージがありましたが、実際はきちんと最低限の固定給もありますし入社してから3か月はまずしっかりとした研修を受けることで商品の知識や活動の方法などを学ぶかとができます。正直、毎月の目標や一定期間ごとの資格査定はありますが、決して無理難題というわけでもなく真面目に頑張っていれば問題ないと思います。そして何よりほかの会社に比べて福利厚生が充実していると思います。
マイナビエージェントを利用しました。たくさんの選択肢を見せてくれて感謝しております。

転職インタビュー4:ヤマト運輸から楽器販売店に転職した例

転職をしたのは2015年、37歳のときに転職をしました。
ヤマト運輸株式会社のゲストオペレーターをしておりました。転職先して楽器の販売員になりました。
男性は転職先を決める前に退職してる同僚が多かったように感じます。とにかくすぐにでも辞めたいと感じている人が多かったのだと思います。また、女性はご家族の介護や子育てのために辞めた方も多かったです。とても、両立できる環境とは言えないと思います。
当時私は子供がいない独身女性だったので日祝日、GW、お正月、お盆など、一般の人が休みを取るときに一日出勤してましたが、祖父母のお通夜やお葬式などがあった場合も代わりに出勤してくれる人がいないからと休みを取るのを上司や同僚に渋られたこともあり、不公平だと年々思うようになっていたころ、結婚し、両親が入院し、転職を決めました。もともと、7時半から10時半までの長時間勤務で家事もおろそかになっていたところ、夫にも仕事をやめるように勧められていたため、考え始めた時期でした。また、正社員雇用ではなく、一年ごとの契約社員だったため、ボーナスも正社員ほどはもらえていなく、その割には同じ仕事を要求され、サービス残業サービス出勤をしなければ仕事が追い付かず、正社員試験を受けても、事務員は利益を生まない社員だからといわれ、正社員にはしてもらえませんでした。見切りをつけた感じで転職に踏み切りました。
正直、どちらともいえないです。転職し良かったのは、両親の入院中は病院に付き添いもできたし、看取りにも立ち会えました。家族の為に時間を使えるるようになったのは本当に良かったと思っています。転職先の会社は小さい町の楽器屋さんなので、社員やお客さん(音楽教室の生徒さん)も穏やかな人が多いので、あまりストレス感じず仕事ができます。もともと、音楽を幼少期に習っていたのでそのスキルが役に立っています。後悔しているのは年収が150万下がった事。生命保険も解約したし、定期預金も解約しました。家のローンや車にかかるお金が必要なので自分で使えるお金が残りません。夫婦で老後の貯金をしていますが、正直この貯金のペースでは不安です。今、一戸建てを立てようと計画していますが、夫の給料でローンの支払いをしたとき、私の収入の低さで生活が維持できるか不安です。今の会社は週6出勤の正社員ですが退職金制度がありません。有休も取れません。少人数経営の為休みも少ないです。
370万円→220万円(2017年) 
エージェントは利用しませんでした。自分で直接応募しました。ただ、情報収集の意味でもエージェントを利用すればよかったと少し後悔しております。

転職インタビュー5:日産自動車株式会社から転職した事例

2017年、25歳のときに転職しました。
日産自動車株式会社からオートリブ株式会社人事総務部に転職しました。
理由はふたつあります。まずひとつめは、パワハラやセクハラがひどかったことです。上司に訴えても、加害者に対しては注意があっただけで、何も改善しなかったどころか、加害者とふたりきりで仕事を続けることを強いられました。強いストレスだけでなく、蕁麻疹や腹痛に苛まれ、体調をひどく崩してしまいました。ふたつめの理由は、年齢や性別を理由に、なかなか責任のある立ち位置に回してもらえなかったことです。それで仕事が楽ならばよいのですが、上司らの指示は基本的になかったので、ひとりですべて仕事を回しているのに、手柄は自分のものになりませんでした。周囲の年上の女性たちを見ても、転職市場で評価されるような経験を積んできた人がなかなかおらず、このままここにいても無駄に年を重ねるだけだと思い、転職を決意しました。
転職してよかった点は、まずなによりも人間関係の面での職場環境が大きく改善したことです。以前の職場は、パワハラやセクハラがあっただけでなく、管理職同士の諍い等の人間関係のトラブルが絶えず発生していて、常にピリピリした空気を感じ、オフィスで自分の席に座っているだけで強いストレスを感じました。新しい職場では、そういったトラブルは皆無だったので、心穏やかに仕事をすることができました。逆にコミュニケーションが不足しすぎているようにさえ感じましたが、仕事上の目立ったトラブルにはつながっていなかったので、それがベストなバランスだったのではないかと思います。次によかったと思う点は、職場が自宅から非常に近くなったことです。以前の職場で体力的にも精神的にもひどく消耗してしまい、疲労困憊していたこともあり、通勤時間が短くなったことだけでなく、朝起きる時間が遅くなったこと、満員電車に乗っている時間が少なくなったこと、すべてが私にとって喜びでした。
DODAを利用しました。対応にはまずまず満足ですが、LINEを送っても担当エージェントが休みだったり、1週間以上返信がなかったりしたのには困惑しました。
約40万円上がりました

転職インタビュー6:島津製作所から中小企業に転職した事例

42歳のときに転職しました
転職前の会社は株式会社島津製作所分析計測機器事業部に在籍していました。転職後は中小メーカーで勤務しております。
ひとつの業界でずっと同じような仕事をしてきました。同じ仕事の繰り返しになってきたので、思い切って新しい今までにない自分探しということもあり転職することにしました。これまではあたえられた仕様にたいして設計を行うだけでしたが、もっとユーザーと近い距離で話をできるエンジニアになりたいということもあり、営業を一部兼ねたエンジニアの職種を希望しました。課長になってしまうと課員に迷惑がかかるため、このタイミングで転職を決めました。
大手企業からいわゆる中小企業にうつりましたが、給与などはほとんどかわりません。1年目はボーナスがなしで年収としてはほとんど同じなので、2年目以降はアップになります。休日が減ったのは残念です。祝日があるとその週の土曜日は出勤になります。僕はまだ試用期間なので休みがありませんが、休みがある人は年休を充当してる人が多いので来年以降は問題ないかなと思っています。仕事はユーザと打ち合わせをして設計するなど期待していたことに近いのが良かったです。社風に関しては、まだまだ理解できていないことが多いですが、人のためにという観点は非常に共感をもてます。物品購入時の支払いなどの手間が少し増えた感があります。3万円を超えると稟議になるので非常に手間がふえてしまいました。

転職インタビュー7:日本航空からベトナム航空に転職した事例

大人数のオフィスで、しかも新人だったので仕事の内容は雑用が必然的に多かったです。データ入力の仕事を朝から晩まで強いられ、その状況が一年半も続きました。入社してすぐで年齢も若く、そして経験不足・知識不足であったことは重々認識しておりましたが、航空会社のイメージとはかけ離れた現実に、物足りなさを感じました。データの入力は膨大な量をこなさないといけないため、どうしてもミスが生じてしまいます。大きなミスではなくても、小さなミスで上司にすぐに呼び出されることも多くストレスを常に感じていました。日々行っている業務に対して、そこまで責任のある業務ではないと感じ、どうせなら同じ業界で、より責任のある仕事をしたいと思い就職を決意しました。
いてもいなくても一緒な人という感覚がなくなりました。自分の決定・判断が反映されることが多くなり、遣り甲斐を感じるようになりました。先輩後輩などの関係に悩むことも全くありません。ひたすら目の前の仕事打ち込める職場環境にありますし、周りから頼られることや感謝されることも多くなり、仕事が面白いと感じるようになりました。しかし、すべてが良いというわけでもありません。10年以上勤務したとしても、責任のある仕事をどれだけ任されたとしても、給料が増えていかないことに納得できない時があることも事実です。他部署(営業)の接待に付き合わされることもありますし、慣れない接待に苦労することがあります。そうは言っても、前の会社よりも良かったとは感じています。
私はエージェントを利用しないで転職しました。




さいごに

いかがだったでしょうか。
今回は独自でアンケートを取って、その回答を掲載しておりますが、このくらいの情報はキャリコネをはじめとする口コミサイトに数多く掲載されております。
自分の志望企業については、退職していった人の退職理由を必ず確認するようにしましょう。
就職先の選定に役に立つことは間違いありません。