就職活動をしていると、「弊社は人材を大切にする会社です」ということをアピールする会社ってありませんか?
たまに、人材の「材」の字を、「財」という字を使っている会社もありますよね。

そんな会社に限って、社員を駒としか考えていない気がします。
僕もそういう会社を知っていますが、知人がその会社に入社して3年で辞めていきました。
感覚ですが、本当に従業員を大切にしている会社なんて3割もないんじゃないかなーって思います。

そんな会社が多い中で、今日は本当に従業員を大切にしていると思われる企業を紹介します。
会社の業績が停滞している中でも社員の給料は上がっていて、ワークライフバランスもとれる環境が整備されています。
プライベートを大切にした人は必見です。
ぜひ最後までおつきあいください。





合理的な経営により給料を上げつつ、利益率を維持している

森永乳業はご存知のとおり、乳業界の大手企業です。
代表的な製品は、「森永のおいしい牛乳」、ヨーグルトの「ビヒダス」、アイスの「ピノ」、「MOW」、「パルム」と、数々のヒット商品を抱えています。

さて、最近の業績ですが、健康志向の高まりによって機能性ヨーグルトが注目されるなど好材料がある中で、消費が落ち込んでいるという悪材料もあるため、売上は停滞気味です。
ヒット商品をたくさん抱えているのは確かですが、消費者向けの販売がメインになりますので、どうしても景気に左右されてしまいます。
それでも、景気が上がりきらず節約志向の消費者が多い中で、売上を維持できているのは企業努力の成果だと思います。

また、森永乳業は従業員の給与水準を積極的に上昇している会社です。
会社からすると、人件費が上がることになりますので、通常であれば利益を圧迫することになるのですが、利益率はむしろ上昇していますよね。
なぜこんなことが可能なのかというと、一言でいえば森永乳業は経営が非常に上手だからです。

商品アイテム数の適正化と低採算商品の削減によるプロダクトミックス(商品構成)の改善、生産等におけるローコストオペレーションの推進など、徹底的な経営の合理化・効率化の結果です。
利益を獲得するために人件費削減を真っ先に考える会社がある中で、企業努力で利益率を維持し、かつ社員の給料を上昇している点は、素晴らしいと思います。

給与水準は食品メーカーではトップクラス

森永乳業の給与水準は非常に高いです。
年々平均年収が上昇しているので、最近では食品業界トップクラスの給与水準の域まで到達しています。

下図は、食品・水産業界29社の平均年齢と平均年収の関係を分布図にしているのですが、森永乳業は平均線の上側に位置しています。
つまり、同年代の正社員の年収について他社と比べたとき、森永乳業の社員の年収の方が高いということになります。

もちろん、上を見ればきりがなく、コンサル業や製薬業界であればもっと高い水準の会社は存在します。
しかし、これは後程詳しく説明しますが、森永乳業はワークライフバランスがとれる会社です。
給与水準がそれなりに高くて、プライベートも大切にできる会社は非常に珍しいです。

ワークライフバランスは完璧

森永乳業は労働環境の面で、非常に働きやすい環境が整備されていると考えてよいでしょう。
就職四季報2018によると、月の残業平均時間はたったの14.3時間です。
つまり、残業時間は1日1時間未満ということになります。

就職四季報の数値は、会社に対するアンケート結果をもとに開示されているので、サービス残業が横行している企業などは、実態と乖離がある場合も多いのですが、森永乳業はほぼ実態通りと考えられます。
口コミサイトに掲載されていた労働環境についての口コミ情報をみると、働きやすい環境が見えてきます。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • 近年はワークライフバランスが会社全体で重視されている。ノー残業デーは早く帰っている人が多い。(営業)
  • 定時で仕事を終わらせ早く帰れる人が仕事ができるという社風なので、仕事さえできればプライベートを充実させることができる。(営業)
  • 技術系部門は残業はほとんどなかった。(技術職)
  • 仕事さえ終わっていれば有給取得も定時退社も容易。周りに気を使って帰れないということはない。(マーケティング)
  • 休みはとりやすく、家庭を大切にしている人が多い。残業時間は部署によって異なるが、サービス残業はない。(営業)
  • 忙しい時期というものはあるが、全体として残業をたくさんしたという記憶はほとんどない(営業)

一般的に営業部門はプライベートとのバランスが取りづらいという声が多いのですが、森永乳業ではワークライフバランスが取りやすいという声が非常に多いです。
営業部門以外にも、マーケティングや技術職の方についても、同様にプライベートを大切にできる環境が整備されています。
おそらく、どの部門に配属されたとしても、ワークライフバランスについて不満を持つことは少ないでしょう。
より正確な情報が欲しいのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用も検討しましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?
森永乳業はプライベートを大切にしたい人に、強くおすすめできる就職先です。

たとえ、売上が停滞気味であっても社員の給料を積極的にアップし、労働環境の整備も進んでいます。
社員を本当に大切にしている会社だと思います。

上昇志向の人には物足りないかもしれませんが、安定志向の人は森永乳業を就職先として検討してみてはいかがでしょうか?