働き方は部門で異なるが人気就職先の花王の社員満足度はやっぱり高い

今回紹介する会社は業績は安定していて、給料も高い就職先です。
働き方は部門によって大きく異なりますが、従業員の不満は少ない会社です。





花王ってどんな会社?

化粧品、健康機能飲料、衣料用洗剤をはじめ、一般消費者に向けたコンシューマー製品を数多く展開しています。
個人的には、洗剤を真っ先にイメージするのですが、皆さんはどうでしょうか?

そして、花王という会社ですが、就職難易度はかなり高いと思います。
特にマーケティング部門はかなり有名ですし、人気も高いです。
もしそこで経験を積むことができたならば、そのキャリアは非常に魅力的なものになっているはずです。

2017年の業績

業績はとても良いです。
主要市場である日本のトイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)及び化粧品市場が堅調に推移し、特にEコマースチャネルが大きく伸び、デパートチャネルを中心にした化粧品のインバウンド需要を取り込めたことが大きいと思われます。
結果として、売上高は、前期に対して2.2%増の1兆4,894億円となり、利益面では、天然油脂などの原料価格が上昇しましたが、日本とアジアのコンシューマープロダクツ事業の増収効果などにより税引前利益率が10%を超える水準を叩き出しています。
就職に当たって、会社の安定性についての心配は一切不要であると考えてよいでしょう。

新卒採用の募集要項

初任給
博士了:261,000円
修士了:240,000円
学部卒:220,000円
高専卒:190,000円
短大/専門学校(3年制)卒:183,500円
短大/専門学校(2年制)卒:180,000円
昇給
年1回
賞与
年3回(6月、12月、3月)
勤務時間
8:30〜17:00の7.5時間
1 フレックスタイム制(7時~20時のフレキシブルタイム内で始業・終業時刻は社員の決定に委ねる。)
2 休憩60分/日
3 所定時間外労働:有り
休日・休暇
年間休日:121日
完全週休2日制(土曜、日曜)、祝日、年末年始休日、夏季特別休暇、有給休暇、傷病特別休暇、慶弔休暇、ボランティア特別休暇、看護・介護特別休暇、勤続リフレッシュ休暇など。
基準外手当
時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤費補助(通勤手段、居住地域により支給。上限あり)、住宅加算手当(※下記参照)他
住宅支援
・独身寮・転勤者用住宅・住宅加算手当自家取得者と借家入居者で、世帯主である社員に対して、地域・年齢・家族形態に応じて支給

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

花王は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。

働きやすさについて

働きやすさという視点で考えると、花王の場合、マーケティング部門とそれ以外で分けて考える必要があります。
なぜなら、マーケティング部門は忙しいけれど、それ以外の部門、例えば営業とか研究開発部門については、仕事とプライベートのバランスはとりやすい環境にあると思われるからです。

マーケティング部門の従業員とそれ以外の従業員の口コミをそれぞれ紹介しますのでご覧ください。
口コミサイトに掲載されていた口コミをみると、その違いが如実に分かります。

マーケティング部門の口コミ

  • マーケティングは基本的に夜遅く、月に40時間以上の残業が平均的。
  • 早く帰るときは、周りの空気を読んで判断する必要が多少ある。
  • マーケティングだと残業は月に50~60時間程度。担当商品によっては土日出勤をしている人もいる。マーケティング以外は、私生活を犠牲にしている感じではない。
  • 残業を減らすようにとの指示があるが、仕事の絶対量を減らす動きではないので、持ち帰って仕事をしている。

マーケティング部門以外の口コミ

  • 部門により違いますが、基本的に残業はできるだけ低減する。有給は申請しやすく、急な用事があるときは非常にありがたいです。
  • 遅くまで働く人はいるが、ほとんどの人がワークライフバランスを重視する。
  • 女性社員に優しいだけでなく、男性社員の育児休暇取得なども促進している。特定の部署を除けば、全体的にプライベートを大切にしやすい環境にあると思う。
  • 年間休日は130日と非常に多い。
  • ゴールデンウィークや夏休み、お正月などまとまった休みがとれる。

上記口コミを見るとよくわかると思いますが、マーケティング部門は花形だけあって、慢性的に忙しいことが予想されます。
ただ、慢性的に忙しい部門ではありますが、プライベートの時間が全くとれないほどではないと思います。
プライベートは限定されることは間違いないですが、残業時間は多くて60時間程度と考えると、ブラックというわけではないと思います。
また、そもそも配属されている人は、その環境を志願して配属されていると思いますので、働き方に対する不満は実質的には少ないはずです。
ただ、就職を希望するのであれば、同じ会社でありながら部門ごとで働き方に違いがあるということは頭に入れておくべきだと思います。

平均勤続年数の推移

業績は好調、給与水準は高くて、働きやすさも悪くない会社ですので、当然平均勤続年数は長いです。
直近の公表数値は18.0年と、かなり高い水準にあります。

しかし、よく見ると平均勤続年数は年々下落しています。
なぜでしょう?
少し心配してしまいますよね。

でも心配することは全くありません。
この原因は社員の採用数が増加していることが影響しています。

下図は、直近5年間の社員数の推移です。
すごいペースで増加していますよね。

5年前と今と比べると、従業員数は大幅に増加しています。
つまり、新卒または中途で新たに採用された人が増えていることが予想されます。

当然ですが、社員数が増えるということは、勤続年数が短い人が増えるということになります。
つまり、大幅に社員数が増えている企業は平均勤続年数は下落していまうのです。
退職者がたくさん発生している場合ももちろん平均勤続年数は下落するのですが、花王に関しては、平均勤続年数の下落は社員数の増加が影響していますので、働きやすさについてはそれほど心配する必要はないでしょう。

より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討しても良いと思います。





さいごに

いかがだったでしょうか?
花王は、会社の安定性・給料・働きやすさの3つを兼ね備えている会社です。
マーケティング部門は忙しいかもしれませんが、上昇志向の人にはぴったりです。
就職難易度は少々高いかもしれませんが、入社できればお金と時間に余裕のある生活を手に入れられるでしょう。




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