企業イメージが好印象な企業が必ずしも働きやすい職場ではありません。
今回紹介するぐるなびですが、キラキラした職場をイメージしている人も多いともいますが、なかなかの職場だと思われます。
就職したあとに後悔しないためにも、最後までお付き合いください。





ぐるなびってどんな会社?

ぐるなびを聞いたことのない人はいないと思いますが、飲食店情報サイトを運営している会社です。
競合としては、食べログが挙げられるでしょう。

ぐるなびサイトに掲載する飲食店からの販促支援手数料が収益源です。
最近だと、掲載飲食店へのコンサルティングも行っています。

全然知らなかったのですが、ぐるなびって世界をターゲットにしている会社のようです。
企業理念は「日本発、世界へ」です。
正直、めちゃめちゃドメスティックな会社だと思っていました。

最近の業績好調も、「ぐるなび外国語版」を通した飲食店の訪日外国人受入態勢整備の支援が影響しているようです。
売上は右肩上がり、利益率も非常に高いので、当分は業績に問題はないでしょう。
ただ、これも何となくですが、かなり会社としては成熟していると思いますので、今後の成長には疑問です。

給与水準は高くない

業績が好調なぐるなびですが、給与水準は決して高くありません。

下図は、上場企業727社の平均年齢と平均年収を散布図にしているのですが、ぐるなびはピンクのライン(平均線)の下側に位置しています。
つまり、給与水準は、平均以下であることが予想されます。
非常に勢いがある会社ではあるのですが、会社としての歴史がそこまで長くないので、ある意味仕方ないのかもしれません。

年収事例

給与水準について、実際に年収事例を見ていきましょう。
それでは、口コミ情報を紹介します。

  • 新卒1年目 380万円
  • 27歳中途 480万円~500万円
  • 35歳中途 500万円~550万円
  • 30代課長 500万円~550万円

年収事例をみても、上場企業としては高いとは言えないですね。

ここで、1つ注意が必要なことがあります。
この後詳しくご説明しますが、ぐるなびの多くの社員が営業を担当しているのですが、ぐるなびの営業職はかなりのハードワークが強いられます。
つまり、残業をたくさんしていても、この水準ということです。

定着率は低い可能性が高い

ぐるなびの働きやすさを考えていくうえで、最初に見ていただきたいのが平均勤続年数の水準です。
下図は、平均勤続年数の5年間の推移を表しています。

なんと、平均勤続年数は直近でたった5.2年です。
つまり、5年間でほとんどの人が辞めていく会社ということです。
上場企業で平均勤続年数がこれほど短い会社は、多くはありません。

ちなみにですが、四季報2018をみたところ、3年後離職率は「N/A」つまり、No Anserです。
ものすごく嫌な予感がします。

では、なぜ社員の多くは、5年以内に辞めてしまうのでしょうか。

退職理由についての口コミを見ていると、様々な理由がありながらも、2つの事項が大きく影響しているように思えました。
それは、長時間労働が常態化していること、そして、ノルマ達成に強いプレッシャーがあることです。
それぞれを理由に退職した人の口コミを見てみましょう。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

長時間労働が横行を理由にして退職した人

  • 土日祝日は休むことはできるが、平日の残業時間が非常に長い。
  • とにかく残業が多い。残業対策は会社では行われているが、家でノートPCで仕事をしないと終わらないなんてことは良くある話である。
  • 朝8時に出勤し、夜22時に帰ることが常態化していた。
  • 業務量が多い上、外食の機会も多い。出費もかさんでしまう。
ノルマが厳しいことを苦に退職した人

  • 毎月の目標達成がかなり厳しい。
  • 一度環境が悪くなると、徹底的に追い詰められる社風であり、常に結果を出さなければ会社に居続けることはできない。
  • 数字を達成できなくて、会社に居続けることが気まずくなった。
  • 目先の数字を追わなければならないというプレッシャーから、お客様に純粋な提案ができなくなってしまった。

確かに、ぐるなびでは2015年前後を境に、労働環境が改善しました。
22時以降の残業と月45時間以上の残業は申請しないとできないですし、月の残業のMAXは本社は80時間、支店は70時間と制限ができたようです。
ただ制限が設けられたとはいえ、ノルマが下げられることもないと思いますので、現場には疲弊している人も多い可能性があります。

もちろん、退職理由は上記の2つ以外の理由もありますが、ぐるなびへの就職を考えているようであれは、長時間労働と高いノルマが課せられることについては、覚悟した上で就職するようにしましょう。

改めてになりますが、ぐるなびの平均勤続年数は5.2年ですので、新人の定着率は極めて低いことが予想されます。
1年で退職してしまう人も少なくないでしょう。
1つの会社で長く働いて経験を積みたいと考えている人は、別の就職先を考えましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか?

ぐるなびの営業は、体力と強い精神力を兼ね備えていないと働き続けることができない職場だと予想されます。
その上、給料もそこまで高くありません。

それでも就職を希望するのであれば、長時間労働ときついノルマを十分に覚悟した上で就職しましょう。
その覚悟がなければ、すぐに退職してしまうことになると思います。

一度きりの就職活動は今後の人生を大きく左右しますので、当サイト以外にも公開情報、就活サービスサイト、OBOG訪問、インターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを活用しながら、幅広く情報収集して十分な検討を重ねることをおすすめします。