今回紹介する会社は、非常に勢いのある会社で、社員の給与も着実に増加しているのですが、実力がなければ辛い環境におかれてしまうかもしれません。
逆に、ベンチャー志望で自分の実力に自信がある方は、チャレンジする価値はある会社です。





GMOインターネットってどんな会社?

GMOインターネットは上場こそしているものの、ベンチャー気質が強い会社です。
いろんなことにチャレンジしたいという人にとってはとても面白い環境ですが、苦手に感じる人も少なくないと思います。

事業はインターネットインフラ事業をメインに行っています。
たとえば、EC(電子商取引)支援、ネットショップ等における決済、これら取引の安全を図るセキュリティなどです。
最近はインターネット上で何でもできる世の中になっているので、需要は大きいと思います。

2018年の業績

業績はとても好調です。
売上高は異常なペースで上昇していて、5年前と今を比べると売上規模は大きく増加しています。
これほどまでに勢いがある会社はとても珍しいです。
成功したベンチャー企業の典型例です。

そして、もうひとつ着目したいのが利益率です。
なんと、5年の間、常に10%を維持し続けています。
これほど利益率が安定している会社は多くはありません。
収益性の高いビジネスモデルが構築できている証拠です。

ベンチャーのイメージが強い会社ではありますが、会社の事業運営は安定していると考えて良いでしょう。
おそらく、業績好調はこの先も続くでしょうし、中途半端に有名な会社に就職するくらいなら、GMOインターネットの方が安泰なのかもしれません。

新卒採用の募集要項

対象
2018年4月~2019年3月に卒業(見込み)の学生の方
2016年4月~2018年3月までにご卒業の方で、卒業から当社入社までの間に正社員としての就業経験がない方全学部 / 全学科対象
給与
月給204,000円~244,000円+諸手当(別途残業代)
※通勤手当全額支給、その他諸手当有り
賞与
年2回  6月 / 12月(一部職種)
昇降給
年1回(4月)
勤務地
東京(渋谷) / 福岡(北九州)
勤務時間
9:00~18:00 / 10:00~19:00 / 11:00~20:00(実働8時間)
休日休暇
休日
完全週休2日制(土・日)、祝祭日
、※一部担当業務により、シフト勤務あり
休暇
夏期休暇(5営業日)、年末年始休暇(6日間)、、年次有給休暇(初年度10日)、、時間単位有給取得制度、、慶弔休暇、、産前産後・育児休暇、、介護休暇特別休暇(リフレッシュ休暇・、看護休暇・配偶者出産休暇・病気休暇 他)

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

業績が良ければ、社員の給料は上がります。
これは、当然のことなのですか、GMOインターネットでは5年前と直近の決算の状況を比べると、平均年収は大きく増加しています。
業務量が増えて残業が増えている可能性は否めませんが、これほどまで平均年収が上がっているということは、基本給のベースアップか賞与アップが行われていることは間違いないでしょう。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

GMOインターネットはピンクのライン(平均線)の線上に位置しています。
つまり、上場企業のなかでも給与水準は平均的な水準にあると考えられます。
新しい会社というイメージが強い会社ですが、給与水準は数多くの上場企業と比べても遜色のない水準であると予想されます。

年収事例

実際に年収事例を見たほうが、給与水準のイメージがわくと思いますので紹介します。

  • 28歳 400~500万円
  • 30歳 500万円
  • 33歳 600万円

30代前半で600万円という水準は、決して低くはありません。
たしかに、若いうちはそれほど高くないかもしれませんが、他の会社と比べて低いわけでもないです。

また、先ほど平均年収の推移を確認しましたが、ここ3年くらいで平均年収が大幅に上昇していることを考えると、もしかしたら今の給与水準は、口コミ情報よりは高くなっているかもしれません。

平均勤続年数の推移

これまで、GMOインターネットについて、業績好調をうけて給料が上昇中で、給与水準も悪くないと説明してきました。
これだけ見ると良い会社のように感じてしまうかもしれませんが、一概にすべての就活生におすすめできる企業ではありません。

平均勤続年数の推移を見てほしいのですが、なんと、直近の平均勤続年数はたったの6年です。
平均勤続年数がここまで短い上場企業は、ほとんど存在しません。
5年連続で平均勤続年数が伸びていることから、徐々に働きやすい環境になっている可能性はあるものの、安定志向の方にはおすすめできない就職先です。

働きやすさについて

平均勤続年数が短いということは、数年に退職してしまう人が多いことが予想されます。
ではなぜ退職者が多いのでしょうか。
ベンチャー気質が高い会社ですので、そもそも長く働きたいという人が入社していない可能性はありますが、実際に働きやすさはどうなのでしょうか。

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

【ネガティブな意見】

  • 結果を出せば自由だが、だせなければ深夜残業
  • 残業地獄であった。
  • 平日は激務
【ポジティブな意見】

  • 20時くらいには帰宅できていた。
  • 土日は休みなので、調整しやすい
  • 業績が良く優秀な社員は定時に帰宅
  • 仕事終わりにジムに通っていた

働きやすいと感じる人もいれば、辛いと感じている人もいます。
口コミを見た印象としては、働きやすい人とそうでない人の割合は5:5でした。
意見が分かれる理由は、仕事で結果を残せる人は自由が与えられ、結果を残せない人にはつらい環境が待っていることが予想されます。

個人の裁量が大きい分、仕事ができる人には権限と自由が与えられ、仕事ができない人には人権があるわけがないというような会社だと思われます。
したがって、器用でノルマを達成できる人にとっては非常に良い環境なのですが、業績が悪い人や不器用な人にとっては最悪の環境になのかもしれません。

では、なぜ人が辞めていくのかというと、仕事ができる人は次のキャリアを求めて辞めていき、仕事ができない人は待遇に我慢できなくて辞めていくことが予想されます。
そして、退職者が絶えない状況が、平均勤続年数を短くしているような気がします。

ちなみに、就職四季報2018の情報ですが、有給消化日数、毎月の残業平均は全く公表されていませんでした。
この時点で、とても怪しいです。
数値を把握できていないわけはありませんので、この場合。敢えて公表していないと考えるのが適切です。
自分の能力に自信がないけどワークライフバランスは確保したいという人は、GMOインターネットのようなベンチャー気質の強い企業ではなく、なるべく大手の企業に就職することをお勧めします。




さいごに

いかがだったでしょうか?
GMOインターネットはとても勢いがある会社で、社員の給料も大きく上昇している会社ですが、実力がなければ辛い環境に置かれてしまうかもしれません。

自分の実力に自信がある方や、いろんなことに挑戦したいとチャレンジ精神旺盛な方にはおすすめできますが、ワークライフバランスを求めてしまう方は就職を考え直した方がよいでしょう。