今回はほどほどのお金、そしてプライベートの時間を確保できる就職先を紹介します。
歴史ある企業でありながら、非常に働きやすい環境が整備されていて、定着率が高い会社です。





古河電気工業ってどんな会社?

1884年に創業した企業で、旧古河財閥の名門企業です。
あまり知られてはいないと思いますが、電線御三家という言葉があります。
これは、古河電工・住友電工・フジクラを総称した名称です。

技術力にも定評があり、世界で初めて光ファイバーを製造したのが古河電気工業です。
そもそもは電線と精銅から始まったのですが、今では、情報通信やエネルギーといったインフラ関連製品とインフラを支える部品群、自動車部品、電子部品、新素材分野など多角化経営を実現しています。
海外売上比率も非常に高く、4割を超えているグローバル企業です。

2018年の業績

業績ですが、2018年3月期は大幅に売上を伸ばした期となりました。
情報通信ソリューション事業での中国市場におけるデジタルコヒーレント関連製品の在庫調整のほか、電力事業においてケーブルの品種構成が悪化した影響などがあったものの、情報通信ソリューション事業における光ファイバ・ケーブルやネットワークシステムの需要が旺盛であったことに加え、自動車部品事業でのワイヤハーネスの売上拡大や、銅箔事業における生産性の向上、品種構成の見直しによる利益率の改善などが寄与し、業績は好調となりました。
安定した経営をこれまで実現していることから、就職に当たって会社の業績を心配する必要はないでしょう。

新卒採用の募集要項

初任給
学士 212,730円、修士 227,850円※2018年4月実績
勤務時間
本社:9:00〜17:45事業所:事業所ごとに定める(フレックスタイム制あり 標準労働時間7時間45分)
休日・休暇
土・日曜日、国民の休日、年末年始、個人別指定休日、計画休暇など年間休日121日、年次定例休暇(20〜25日)
勤務地
本社および全国各地の支社・事業所・研究所など
国内拠点
本社:東京(丸の内)事業所:横浜、千葉、平塚、日光、三重、大阪など支社:札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡支店:富山、高松、那覇研究所:横浜、千葉、平塚、日光、滋賀

出典:古河電気工業ホームページ

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

事業運営は安定していて、利益の獲得も順調ですので、社員の給料も上昇しています。
下図は古河電気工業の平均年収の推移を表しておりますが、5年前に比べると50万円以上も増加していることがわかると思います。
ここ5年間の間に事業譲渡も行われているので一概には言えないかもしれませんが、ある程度社員の給料アップについて考えている会社だと思います。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

古河電気工業は平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業の中でも高いことが予想されます。

年収事例

給与水準について上場企業の中での相対的な位置付けが分かったところで、具体的な年収事例を確認してみましょう。

  • 新卒6年目 500万円
  • 新卒7年目 550万円
  • 新卒10年目 700万円
  • 新卒13年目 800万円
  • 40歳 850万円

歴史ある上場企業としては少し物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、30歳で500~600万円、40歳で800~900万円の水準ですので、決して悪い水準ではありません。
もちろん、他の大手企業でもっとたくさん貰っているところはありますが、上を見たらきりがありません。

また、このあと説明しますが古河電気工業はとても働きやすい会社です。
つまり古河電気工業に就職できれば、ある程度のお金、ある程度の自由が確保できるので、就職先としては悪い選択ではないと思います。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 部署によるが、会社全体でみればワークライフバランスはとれている方だと思う。公共系の営業や、外資メーカー向けの営業は客先対応に追われて長時間労働・休日出勤が常態化しているところもあるが、世間的に見ればよい方だと思う。
  • 労働組合が強く、毎日水曜日の定時退社日には見回りに来るほどである。残業時間についても月40時間を超えると申請が必要で、超えられる回数も決まっている。残業時間は最大でも月に80時間と決まっている。
  • 研究系は残業がないので、プライベートはかなり充実できる。育児休暇取得率も100%を目指している。
  • 連続休暇取得を半ば推奨しているし、残業時間もかなり管理されている。非常にプライベートを充実できる。
  • 部門により繁忙が激しいため一概に言えないが、多くの場合でワークライフバランスはとりやすい。
    休みは非常に取りやすく、フレックス制も導入しているため、ワークライフバランスを保ちやすい環境にある。

古河電気工業は大きな会社ですので、当たり前ですが多くの部署が存在します。
つまり、働きやすさ、忙しさはどうしても配属部署に左右されてしまいます。
口コミを見ていても、このように感じている方はかなり多かったように感じました。

しかし、古河電気工業の場合、多くの部署でワークライフバランスは取りやすい環境が整備されていると思われます。
毎月の残業時間の上限が40時間、最大でも80時間と決められていますので、過労死が起きるようなブラック企業とは違います。
毎月水曜日に見回りが来るほど、働き方改革を徹底しているので、会社としての取り組みは十分に行われていると考えられます。

平均勤続年数の推移

古河電気工業の平均勤続年数は20年です。
平均勤続年数が20年以上の会社は、上場企業といえども決して多くはありません。
このことからも働きやすい環境が整備されていると考えられます。

また、念のため1つ付け加えておくと、2017年3月期に平均勤続年数が下落していますが、これは事業譲渡で事業を譲り受けたことによる影響でしょう。
事業を譲り受けるということは、その事業に関わる従業員も古河電気工業の社員になるということです。
その結果、古河電気工業在籍1年目の人が増えたことで平均勤続年数が下落したと思います。
突然働き方が悪くなったとか、マイナス要素によるものではないのでご安心を。
より直近の情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してはいかがでしょうか。

新卒離職者

マイナビ2018に新卒離職者の情報があったので、これも紹介しましょう。
新卒離職者っていつまでにやめた人をカウントしているのかよく分からないですが、とりあえず新卒の定着率は良さそうです。
長く1つの会社で働きたいという安定志向の人には、この上ない就職先だと思います。


出典:マイナビ2018




さいごに

いかがだったでしょうか?
古河電気工業は、ほどよいお金と時間を手に入れることができる就職先です。
定着率も高いことから、働きやすいと感じている社員の方が多いことも予想されます。
給与水準に満足できるのであれば、就職先として検討することをおすすめします。