給料がそれほど高くないにもかかわらず、社員の定着率がいい会社って、どんな会社だと思いますか?

いろんなケースがあると思いますが、今回紹介する会社は、働きやすい環境が整備されている結果、平均勤続年数が20年を超えている会社です。
給料も悪いわけではないので、ワークライフバランスを大切にしながら働きたいという就活生は必見です。
これほどホワイトな会社は、なかなか珍しいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください。





業績は極めて安定的

1923年8月29日、日本の「古河電気工業」と、ドイツの「シーメンス社」との資本・技術提携により設立された会社です。
とても意外だったのが、社名の「富士」は、古河の『ふ』とシーメンスの『し』をとっています。

富士電機は地熱発電設備、電気自動車向けパワー半導体、環境保全やエネルギー効率を重視した様々な社会インフラ設備など、エネルギー関連事業を軸にしている重電メーカーです。
海外売上高も30%程度で、グローバル展開していることも一つの特徴です。

業績は非常に好調で、売上は5年間一貫して上昇しています。
経常利益率も5%前後を維持していますし。
最近では発電・社会インフラ部門が好調で、水力発電設備の大口案件増加などが影響しているようです。
業績については、今のところ文句なしですね。

業績上昇に伴い、社員の給料も増加

業績が安定しているので、必然的に社員の給料も上がります。
平均年収の推移を見ると、5年前からなんと60万円も上昇していることがわかります。

業績が良いので当然と言えば当然とも考えられますが、ここまで社員に還元できている会社はとても珍しいです。
社員の給料を抑制して業績を維持している会社もあるなかで、これほど社員の給料を上げているのはすごいです。

現時点では給与水準は平均的

社員の平均年収は、すごい勢いで上昇していることは確かですが、実は、製造業を営む上場企業のなかでは平均的な水準です。
下図は上場している製造業120社の平均年齢と平均年収の関係を散布図にしているのですが、富士電機はピンクのライン(平均線)の線上に位置していることがわかりますよね。
つまり、給与水準は平均的と考えられるのです。

とはいっても、サンプル120社のなかには、日立製作所、三菱電機、パナソニック、ソニーなどの日本を代表する大企業もたくさん含まれております。
そのなかで平均的な水準にあるということは、日本全国でみると、給与水準は高いと考えられます。
また、今後も業績の安定が続けば、給料がさらに上がることも十分に考えられます。

実際の年収事例

実際に、年収事例を見た方が給与水準のイメージがわくと思いますので紹介します。
口コミサイトから情報を拾ってきました。

  • 新卒3年目 400万円
  • 新卒5年目 560万円
  • 新卒10年目(役職無し) 600万円
  • 課長クラス(早ければ30代前半) 900万円~1100万円
  • 部長クラス(40歳代) 1100万円~1300万円

10年目前後で、年収600万円に達するので、給料が低いということはないと思います。
確かに、大手企業に比べると多少劣るかもしれませんが、決して悪い水準ではありません。
役職がつけば、年収1000万円プレイヤーも夢ではありませんから。
散財さえしなければ、お金に困ることはないでしょう。

働きやすい環境が魅力的すぎる

これまで、業績は安定していて給料も上昇しているが、給料自体は平均的とお伝えしてきました。
そう聞くと、普通の会社だと思いがちですが、富士電機の魅力は労働環境にあります。

業績は安定していて、給料も平均的だが、ワークライフバランスが非常にとりやすいと聞くと魅力的な会社に聞こえてきませんか?
富士電機は、本当に働きやすい環境が整備されているのです。

実際に、口コミサイトに掲載されていた労働環境に対する社員の口コミ情報をご覧ください。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • 職場全体として有給が取りやすい雰囲気があり、事前申請すればサクッととれる。有給取得に関して却下されたことは一度もない。
  • 年度の初めに、有給取得予定日を12日以上設定するため、有給取得率は他企業に比べると高いと思う。
  • 自分の部署は会社の中でも比較的忙しい部署だと思うが、それでも有給は半分以上取得できている。
  • 年に1度、土日祝日抜きで5連休を取得しないといけない会社である。
  • フレックス制度は採用する人が多く、働く時間の調整はしやすい。
  • フレックス制度、有給取得、残業の少なさ、すべてバランスが取れている。

フレックス制が採用されていて、長期休暇の取得が強制されています。
一年に一回休日を除いて5連休を取得しなければならない会社なんて、なかなか聞いたことがないです。
有給申請もしやすいとのことですので、会社全体として和やかな雰囲気が形成されていると考えられます。

確かに、口コミの中にはワークライフバランスは部署によるという意見も少なからずありますが、それでも残業100時間を強いるような本当のブラック企業と比べると働きやすい環境は整備されているように感じました。

また、論より証拠ですが、富士電機の平均勤続年数はとても長いのです。
過去5年間、ずっと上昇を続けていて、直近の決算では20年を超えています。

平均勤続年数が20年を超える会社は本当に珍しいです。
平均勤続年数が長いということは、社員の定着率が良いことを表します。
富士電機は給料がそこまで高くないことから、働きやすい環境が整備されている結果、平均勤続年数がとても長いことが予想されます。
より正確な情報が欲しいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用も検討もおすすめします。




さいごに

いかがだったでしょうか?
繰り返しになりますが、給料が平均的にもかかわらず、平均勤続年数が20年を超えるということは、給料面以外に社員にとって魅力がある会社ということです。
富士電機の場合は、働きやすい環境が社員の定着率を支えています。
ワークライフバランスを大切にしながら働きたいという就活生は、ぜひ就職を検討してみてはいかがでしょうか?