ディスコという会社をご存知でしょうか?
ディスコは世界トップシェアの精密加工装置メーカです。
「高度な“Kiru”“ Kezuru”“. Migaku”」技術は、さまざまな製品に幅広く搭載される最先端デバイス(半導体・電子部品)の製造に使用されています。
最近では半導体市場が好調であることも受けて、非常に勢いのある会社です。

ディスコという会社は知名度は高くないかもしれませんが、給与水準が非常に高い会社です。
お金を稼ぎたいという人には非常に魅力度の高い就職先になります。
しかし、就職を考えるうえで留意すべき事項もあるのも事実です。

今回は、ディスコの魅力と留意点をまとめてみましたので、最後までお付き合いください。





魅力1:業績好調で高収益体質である

まずは業績から見てみましょう。
売上は5年間一貫して増加し続けており、経常利益率も5年前から約2倍の水準まで上昇していることが分かります。
経常利益率が20%を超えているのは驚異的な水準です。

会社の業績が良いことは社員にとっても大きなメリットがあり、例えば賞与アップ、昇給率の上昇にも繋がります。
利益率がこの水準を維持し続けることができる限り、社員への還元も期待できるでしょう。

魅力2:給与水準は製造業トップクラス

ディスコの平均年齢は39.0歳、平均年収は891万円で、製造業の中では比較的若い人が多く、かつ平均年収が高い会社です。

以下の製造業120社の平均年齢と平均年収の散布図をみると、ディスコの平均年収は平均線を大きく上回っていることが分かるでしょう。
散布図にある製造業120社の中には、日立製作所や三菱重工業などの日本を代表する企業も含まれています。
そんな大企業と比較しても、給与水準は全く引けをとらないどころか、製造業の中ではトップクラスの水準と言えるでしょう。

魅力3:平均年収は上昇を続けている

ディスコは業績が右肩上がりに成長している結果、社員の年収が増加しています。
5年前と比べると、平均年収は200万円も増加しています。

この先も、業績が伸びる、または維持す続けることができれば、社員の年収はもっと上昇することが予想されます。

魅力4:2016年の賞与は年間10.4ヶ月

ディスコは業績を社員にしっかり還元する会社です。
賞与は年に3回支給され、夏期、冬期の賞与は半期毎の売上高経常利益率に基づき計算され、期末決算賞与は年間の売上高経常利益率に基づき支給の有無を決定します。
業績が良ければ良いほど社員の年収が上がる仕組みが構築されているのです。

2016年度の実績では、年間で10ヶ月を超える賞与が支給されています。
これほど賞与を支給している会社は珍しいでしょう。

魅力5:フレックスタイム制を採用している

フレックス制とは会社によって設計方法が異なりますが、ディスコの場合はコアタイムを10:00~14:30、実働時間を7.75時間と設定しています。

つまり、毎日7.75時間働き、10:00~14:30に会社にいれば、いつ出勤しても退勤しても良いという制度です。
たとえば、朝弱いけど夜なら働けるという人は10時に出社して7.75時間働けばよいですし、15時に帰りたいという人は朝7時から出勤して働けば問題ないという制度です。

子供が小さくて保育園や幼稚園に送らないといけない人など、この制度上手に使うことができれば、ワークライフバランスはとりやすくなるでしょう。

留意点:平均勤続年数は増加しているものの短い

ディスコは業績が良くて給与も高い会社ですが、平均勤続年数が他の製造業に比べると非常に短いです。
120社の平均と比べると4.5年も短いのです。

平均勤続年数が短い理由は、残業時間の多さにあると思われます。
企業口コミサイトや様々な掲示板から集めた社員の口コミを見ていきましょう。

と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • 忙しいときは残業時間が月100時間を超える
  • 総合職は忙しい。急な出張や泊りこみなどもある。
  • 部署にもよるが、仕事量が多いため残業も多くなる

長時間労働がうかがえるコメントが多くありました。
しかし、最近では残業時間削減の取り組みが行われていて、早く帰る人が多くなったという声もありました。
フレックス制も非常に好調で、忙しい中でもバランスはとりやすいという方も多いです。
付き合い残業禁止という連絡も会社から流れてくるとのことです。

平均勤続年数が5年連続上昇していることからも、働き方改革の効果が少しずつ芽を出しているのでしょう。
ただ、それでも他の会社と比べると平均勤続年数が短いことについては、就職・転職を検討するうえで頭に入れておいた方が良いでしょう。
より正確な情報を仕入れたいのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用も検討しましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか。
ディスコは業績良し、給与良しの会社ですが、平均勤続年数が短い会社です。
しかし、その中でも働き方改革が実を結びつつあり、平均勤続年数は5年連続で上昇しているのも事実です。

フレックス制も採用しており、付き合い残業禁止と通達がでる会社ですので、ブラック企業というわけではないと思います。
働きやすさという面では不安も残るかもしれませんが、製造業の就職・転職を考えている人は一度検討してみるのも良いかもしれません。