今回紹介する会社は知名度は高くないかもしれませんが、給与水準はとても高く、働きやすさについても今後に期待を持てる会社です。
メーカー志望の方はぜひご一読ください。





ディスコってどんな会社?

ディスコは世界トップシェアの精密加工装置メーカです。
「高度な“Kiru”“ Kezuru”“. Migaku”」技術は、さまざまな製品に幅広く搭載される最先端デバイス(半導体・電子部品)の製造に使用されています。
半導体チップをより「小さく切り」「薄く削り」「強固に磨く」ことが、製品の薄型化や小型化に大きく貢献しているのです。
最近は半導体市場が好調であることも受けて、非常に勢いのある会社です。

2018年の業績

スマートフォンやデータセンタ向けに半導体・電子部品の需要が旺盛だったことが業績好調の大きな要因です。
例年投資が活発なアジア地域のほか、日米欧においても積極的な投資が行われ、半導体ではメモリやロジック、半導体以外ではセラミックコンデンサやガラス部品など、様々な用途で精密加工のニーズが増加したことで受注高は前期から大きく増加しました。
そのため、ブレードダイサをはじめ、グラインダ、レーザソーなど精密加工装置は、過去最高の出荷額を記録。
また、顧客の設備稼働率も高水準が続いたことから、消耗品である精密加工ツールの出荷額も大幅な増加となりました。これらの結果、売上高は5期連続で過去最高を更新しました。

利益については、販売管理費が人件費を中心に増加したものの、売上高の大幅な増加に加え、高付加価値製品の出荷増や製品構成の変化によりGP率が上昇したため、大幅増益となっています。
直近の決算期においては経常利益率が30%を超えており、これほどまでに経常利益率が高い会社は上場企業と言えども決して多くはありません。
就職を考えるに当たって、現時点で不安要素はほとんどないと考えて良いと思います。

新卒採用の募集要項

初任給
総合職(修士)245,420円
総合職(大卒)231,900円
技能職(修士)226,300円
技能職(大卒)216,900円
技能職(高等専門学校卒)202,180円
事務職(大卒)203,740円
事務職(短大・専門学校卒)193,420円
諸手当
住勤手当、超過勤務手当、販売手当、都市手当、両立支援手当(0~9歳未満の子供一人につき20,000円)、次世代育成手当(9歳以上18歳未満の扶養者一人につき10,000円)
定期給与改定
年1回(昇給率1.81%/2018年度4月実績)
賞与
春期、夏期、秋期、冬期賞与(2017年度実績 12.1ヶ月)
勤務時間
フレックスタイム制(実働7.75時間 コアタイム 10:00~14:30)
※一部の部署において、セレクトタイム制(8:00~10:00の間で出勤時間選択可)を導入
休日
完全週休2日制(年間休日125日)

職場環境についての情報

会社の概要について簡単に把握できたところで、職場環境について考えていきましょう。
給与水準と働きやすさについて分析しています。

平均年収の推移

ディスコの業績は右肩上がりに成長しているため、社員の年収も右肩上がりに上昇しています。
5年前と今の平均年収を比べると、比べ物にならないのど増加していることがわかります。
これは業績好調に伴い賞与が大きく増加していることが影響していると考えられます。

ここで、ディスコの賞与支給ルールについて説明しましょう。
ディスコでは賞与が年3回支給されます。
夏期、冬期の賞与は半期毎の売上高経常利益率に基づき計算され、期末決算賞与は年間の売上高経常利益率に基づき支給の有無を決定するようです。
つまり、業績がよければよいほど賞与として社員に還元される仕組みが構築されているのです。
業績が良ければ社員に還元するのは当たり前だと思う方もいらっしゃると思いますが、実際に十分に還元している会社はそれほど多くはありません。

ちなみにですが、2017年度の実績では年間で12ヶ月を超える賞与が支給されたようです。
2018年の平均年収は2017年を上回るため、12ヶ月以上の賞与が支給されているかもしれません。

給与水準2018

下図は上場企業3235社の平均年齢と平均年収を散布図にしたものです。
中央に引かれているピンクの線が平均線です。
つまり、平均線より上側にあれば上場企業の中で給与水準が高く、下側にあれば上場企業の中で給与水準は低いと判断することができます。

ディスコは平均線の上側に位置していることから、給与水準は上場企業のなかでも高いことが予想されます。
それもかなり上側に位置していることから、給与水準は日本トップクラスと考えられます。
知名度は高くないかもしれませんが、給与水準は文句なしです。

働きやすさについて

働きやすさを正確に測るためには、掲示板や転職口コミサイトの口コミ情報をみることが一番です。(「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」参照)
口コミ情報をいくつか抜粋してきたので見てみましょう。

  • 忙しいときは残業がとても多いです。残業時間は月に100時間を超えるときもあります。
  • 総合職は日常的に忙しいです。急な出張や泊りこみなどもあります。
  • 忙しさは部署にもよりますが、仕事量が全体的に多いため残業も多くなる傾向があります。

上記にも挙げましたが、口コミには長時間労働がうかがえるコメントが多くありました。
最近は半導体事業が好調ということもあり、一人当たりの業務負担が増えていることも影響しているのでしょう。
会社の業績が好調てあることは良いことではありますが、社員の業務量は必然的に増加してしまいますので。

ただ、口コミ全てがネガティブな意見というわけではなく、明るい材料はもちろん存在し、最近では残業時間削減の取り組みが行われているというコメントが多く見られました。
働き方改革のプラスの影響が出始めていて、早く帰る人が徐々に増えているようです。

その他にも、ディスコではフレックス制がしっかり機能しているという声も多かったです。
会社によって設計が異なりますが、ディスコの場合はコアタイムを10:00~14:30、実働時間を7.75時間と設定しています。
つまり、毎日7.75時間働き、10:00~14:30に会社にいれば、いつ出勤しても退勤しても良いのです。
たとえば、朝弱いけど夜なら働けるという人は10時に出社して7.75時間働けばよいですし、15時に帰りたいという人は朝7時から出勤して働けば問題ありません。
子供が小さくて保育園や幼稚園に送らないといけない人など、この制度上手に使うことができれば、ワークライフバランスは格段にとりやすくなるでしょう。

そしてもう一つ、ディスコでは付き合い残業禁止という連絡が会社から流れてくるみたいです。
上司や先輩が働いているなかで早く退社することは、現実的にはなかなか難しいのですが、会社が無駄に残らないように声かけしてくれることは嬉しいですね。

もしかしたらディスコという会社は一昔前までは労働環境が良いとは言えない環境だったのかもしれませんが、働き方改革を真剣に講じていることから、今後の職場環境改善には期待が持てる会社なのかもしれません。

より正確な情報がほしいのであれば、OBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントの活用も検討しましょう。




さいごに

いかがだったでしょうか。
ディスコは業績良し、給与良しの会社です。
働き方改革は実を結びつつあるため、長く働くことを前提に考えれば決して悪くない就職先です。
フレックス制も採用しており、付き合い残業禁止の会社ですので、今後の働き方については期待が持てます。