大同特殊鋼という会社をご存知でしょうか?
正直僕は知らなかったのですが、給与水準はかなり高い会社です。

また、職場環境も徐々に改善されていて、定着率も少しずつ良くなっています。
それでは、企業研究結果を説明していきます。





大同特殊鋼ってどんな会社?

大同特殊鋼は、新日鐵住金系の会社で、その名の通り特殊鋼の製造を行っています。
そもそも、特殊鋼って聞いたことないですよね。

特殊鋼は、鉄にさまざまな元素を加えて熱に強くしたり、硬くしたり、さびにくくしたりなど、特殊な性質を持たせた鋼のことです。
自動車・航空機・スマートフォン・医療・産業機械・船舶・エレクトロニクスなど、さまざまな製品の根幹となっています。
大同特殊鋼が製造する特殊鋼は自動車向けが多く、特にホンダ・日産に強いことが特徴です。

業績ですが、一見停滞ぎみに見えますが、北米や中国での自動車販売好調の影響もあり、販売状況は悪くありません。
しかし、原材料価格の変動影響が大きく響いているようで、販売単価が落ち込み、結果として売上高が伸びていない状況てす。

逆に考えると、原材料価格の変動影響を強く受ける業界のなかで、着実に黒字を出し続けていることは評価できると思います。

給与水準は高い

大同特殊鋼は、知名度はそれほど高くないと思いますが、給与水準は決して悪くありません。
むしろ、上場企業のなかでも給与水準は高い部類に入ります。

下図は上場企業727社の平均年齢と平均年収を散布図にしているのですが、大同特殊鋼はピンクのライン(平均線)の上側に位置しています。
つまり、給与水準は数ある上場企業のなかでも高いことが予想されます。

年収事例

実際の年収事例を見た方がイメージしやすいと思いますので、口コミサイトに掲載されていた口コミ情報を紹介します。

  • 新卒3年目 500万円(生産管理・技術)
  • 新卒6年目 500万円~550万円(営業)
  • 32歳 800万円(営業)
  • 35歳 720万円(研究開発)
  • 新卒15年目 1000万円(営業)

昇格・昇進の状況にもよりますが、予想するに35歳で700万円~800万円の水準だと思われます。
十分すぎますね。
40歳を過ぎて役職がつくようになると、1000万円が見えてきます。
給与水準は、大手企業に全く引けをとりません。

定着率が良くなってきている

大同特殊鋼は給料は良いのですが、一昔前までは長時間労働が蔓延していたと思われます。
しかし、徐々にではありますが、その環境が変わってきているようです。

まずは、社員の口コミ情報を見てみましょう。
と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきます。

  • 部署による部分はあるが、有給消化については会社全体で取り組んでいる。
  • 有給消化に会社で取り組んではいるが、工場部門ではなかなか抜本的な改善に至っていない。
  • 工場では納期が絶対なので、どうしても緊急の作業が生じてしまう。何かあれば休日でも夜中でも対応が必要。しかし、そうはいっても改善に向かっているのは事実で、今後良くなることを期待。
  • 部署によるが、全体的に残業は慢性的に多い。しかし、最近トラブルがあり、サービス残業には改善された。

一昔前までは忙しかったことが伺えるコメントがある一方で、労働環境改善に向けて、会社全体として取り組んでいる姿勢を感じる口コミが非常に多いです。
まだまだ改善途中ということで、不満の声は少なからずありますが、今後、労働環境が良くなっていくことが期待できる会社です。

そして、現にその取り組みが数字として表れていますので紹介します。

まずは下図をご覧ください。
これは、正社員数の推移になります。


そして、もう一つ見ていただきたいのが毎年の採用数です。

出典:マイナビ2018

これら2つの資料から、過去3年間の正社員の増減は、2014年度:△13、2015年度:+64人、2017年度:48人で、それに対して採用数は2014年度:48人、2015年度:46人、2016年度:51人です。

ここで、中途採用は0という前提を置いた場合、2014年度においては61人の退職者がいたのに対し、2016年度においては退職者は3人しかいない計算になります。
つまり、退職者が徐々に減ってきているということが予想できるのです。

そして、もう一つ大同特殊鋼の魅力的なポイントがあります。
それは、年間休日数の多さです。

土日祝日の全てを休むと年間休日はおよそ120日になります。
ほとんどの会社では、年間休日は120日以下に設定されています。

ちなみに、土日休みで祝日は出勤の会社は年間休日113日になります。
たまに、これを大きく下回る会社もありますので、就職先を選ぶときはしっかりチェックしましょう。

話が多少逸れましたが、大同特殊鋼の採用情報を見ると、年間休日数が125日と記載されています。
つまり、大同特殊鋼では、土日祝日が休みの上に、追加で独自の休みが5日存在することになります。

今は多少労働時間が長いかもしれませんが、今後より改善することが期待できますし、ワークライフバランスを大切にしたい人には向いているかもしれません。
より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップ、場合によってはキャリアチケットをはじめとした就活エージェントを利用することを検討してもよいでしょう。

出典:マイナビ2018




さいごに

いかがだったでしょうか?
大同特殊鋼はあまり知られていない会社ではありますが、給与水準は高くて、労働環境の改善が期待できる会社です。

鉄鋼業はその特性上、長時間労働が多くなってしまいがちですが、大同特殊鋼であれば比較的ワークライフバランスを保ちやすいかもしれません。
ワークライフバランスを大切にしたい方は、就職先として検討してはいかがでしょうか?