リクエストがあった会社について企業研究してみました。
知名度はいまひとつかもしれませんが、企業規模はそれなりに大きい会社です。
ぜひ、最後までお付き合いください。





アマダホールディングスってどんな会社?

完全にB to Bの会社なので、会社名を聞いたことがない人も多いかもしれませんが、アマダホールディングスは、機械をつくる機械を作っている会社です。
中でも、金属を加工する機械が有名ですね。

対会社向けの機械を扱っている会社は、業績は経済動向に大きく左右されます。
つまり、好景気で投資意欲が高い会社が世の中に多くなれば売上は増加しますし、逆に不景気で企業の投資意欲が低い環境下においては業績は下がってしまいます。

直近の決算においては、欧米、アジア圏で投資意欲が高いことに加えて、為替影響もプラスに働いた結果、前年比で売上を大きく伸ばしています。

そして最も着目すべきは利益率が非常に高く、かつ5年間継続して高い水準を維持していることです。
景気に左右されやすい環境下にありながら、安定した経営を実現していることは、高く評価できます。

給与水準はそこまで高くないかも

次に、給与水準を確認して見ましょう。
2018年3月期の有価証券報告書によると、アマダホールディングスの平均年齢は45歳、平均年収は7,527千円でした。
念のためお伝えしておきますが、この数字はアマダホールディングスに所属している正社員の数値であって、アマダなどの子会社の従業員は平均のなかに含まれておりません。

その前提をもとに見てみると、平均線よりも下側に、位置していることが分かります。
つまり、給与水準は、上場企業のなかではそれほど高くない可能性があります。

平均年収だけを見ると、なかなかの高水準に見えますが、平均年齢を加味すると、平均年収から受け取れるイメージよりは給料が少ないのかもしれません。

給与事例

では、実際に給与事例について、企業口コミサイト、様々な掲示板から口コミ情報を調べたのでご覧ください。

  • 新卒4年目 450万円(開発)
  • 新卒5年目 680万円(サービスエンジニア)
  • 新卒6年目 600万円(開発)
  • 27歳営業 500万円
  • 40代 500万円(製造)

たしかに、上場企業としては高いとは言えない水準です。
エンジニアが所属する開発部門についてはそこそこの水準ですが、営業と製造部門は期待できないかもしれません。

ただ、開発部門も人によって年収の水準に開きがあることから、人によっては残業が多い職場なのかもしれません。
これについては、次の働き方についての調査で言及しましょう。

働き方は期待しない方がいいと思う

さて、先ほど、残業体質の会社である旨をほのめかしましたが、実際に社員の口コミを見てみましょう。
と、その前に一つだけ。
就活成功のためには企業口コミサイトは非常に有益な情報が溢れておりますので、活用を検討してはいかがでしょうか。
詳しくは、「就活成功のために!キャリコネ、Vorkersを使いこなそう」をご覧ください。
では見ていきましょう。

  • 残業時間は部署によって大きく差があると思います。早く帰れる部署は19時、20時に帰れるけど、遅い部署は22時を過ぎても残業している。(開発部門)
  • 客から電話が来ると対応しないといけないので、夜19時とか、土曜日に電話がかかってくることもしばしば。平日の予定をキャンセルしないといけない状況もある。また、休日出勤はほとんどすべての営業所でしている印象がある。(サービスエンジニア)
  • 有給取得はなかなか難しい。周りが取得していないので、取得しにくい雰囲気が強い。仕事中心の生活が余儀なくされる。(財務部門)
  • ワークライフバランスは自分次第のところはあるが、外的要因もかなり大きいものがある。中小企業との商談が大半を占めるため、休日出勤になることも多い。(営業)
  • 本社内勤であれば、残業はやや少なめだが、出張で飛び回っている人もいる。(営業)
    ワークライフバランスは非常にとりづらい。会社全体として古い体質なので、お客さんとの接待や付き合いも多い。(営業)
  • 比較的有給を取得できた。日曜と月曜が休みだったので、比較的すいているときに遊ぶことができた。(製造)
  • 生産技術は、働きやすい部門だと思う。残業が20時間を過ぎると、早く帰る人が多い。(生産技術)

ワークライフバランスという観点で考えると、開発部門と営業部門に就職するのであれば、期待しないことをおすすめします。
働きやすさを期待して就職すると、痛い目にあうかもしれません。

営業は他の会社でも厳しい環境であることが多いと思いますが、この会社の場合、取引先のメインが中小の製造業であることが予想されるので、癖の強い人が多いかもしれません。
これは、勝手な推測なので信憑性はありませんが、個人的に多少危険な匂いを感じます。

逆に製造部門であれば、働きやすい環境が整備されているようですね。
早く帰る文化が根付いているコメントが多かったので、働き方という意味では悪くないかもしれません。
より確実に情報を得たいのであれば、キャリア相談を含めたOBOG訪問やインターンシップの活用も検討しましょう。

ただ、先ほど申し上げたように給料は期待できないのは間違いないと思いますのでご注意を。




さいごに

いかがだったでしょうか?
業績は安定しているため、安定性という意味では悪くないでしょう。
しかし、お金と働き方の両立は難しいかもしれません。

お金の良い部署は忙しく、お金が少ない部署は働きやすいという関係性になっていると考えられます。
まあ、当然と言えば当然なことですが、もっと魅力的な会社が存在することも事実です。
悪い就職先ではないのですが、強くおすすめするような就職先でもないというのが本音です。